毎年、萌⽊の村 特設野外劇場で行われる清里フィールドバレエが、今年は7月30日から8月8日まで開催されます。
今年は感染予防対策として、客席数は例年の半分に。さらにトークイベントなど一部企画も中止となりましたが、夏の風物詩として今年も清里の夜を彩ってくれます。
月と星に抱かれたチャイコフスキー「白鳥の湖」
清里フィールドバレエが始まったのは1991年。それ以降、日本では長期にわたって継続されている唯一の野外バレエ公演となっています。
野外公演は舞台を囲む環境も演出のひとつ。屋内での公演とは違って、毎日、時間ごとに変わる天気などがときとして舞台を幻想的に盛り上げてくれます。
今年の演目は、生誕180年にあたるチャイコフスキーの「白鳥の湖」。チャイコフスキーの最高傑作といわれるこの作品も、森に囲まれた高原の屋外劇場では室内のステージとはまた違った雰囲気となりますよ。バレエ公演以外にも、衣装展やグッズの販売も予定されています。
コロナ禍だからこその演出も
入場の際の感染症予防対策はもちろんですが、ダンサーの演出も密を避けるよう「4羽の白鳥」なども工夫がされる予定とのこと。今の状況だからこそ観られる「白鳥の湖」になりそうです。
チケットは現在販売中。席数が少なくなっている分、席が残りわずかになっている日も出てきていますので、見に行きたいという方はお早めにどうぞ。
ちなみに、標⾼1,200mを超える清里は夏でも20度近くまでまで下がることも多く、夜は肌寒くなります。夜の屋外は半袖では寒いことが多いので、長袖やジャケットに加え、ブランケットなどがあると役立ちますよ。
[第31回 清里フィールドバレエ]
- 開催期間
- 2020年7月30日(木)〜8月8日(土)
- 時間
- 19:00〜(開場=18:15)
※8月5日(水)、8月6日(木)は本公演前にバレエコンサートあり - 会場
- 萌木の村 特設野外劇場(⼭梨県北杜市⾼根町清⾥3545 萌⽊の村)
- チケット
- 大人(中学生以上)=7,000円〜
小人(4歳~小学生)=3,000円〜 - 公式サイト
- https://www.fieldballet.com/