4mのステゴサウルスや精密メカを紙で! ペーパークラフト作家・篠﨑均の作品展、9月6日まで

八ヶ岳エリアはミュージアムや博物館、美術館が数多く集まっており、施設ごとにさまざまな企画展などを行っています。

そのひとつ、長野県の富士見町 高原のミュージアムでは現在ちょっと珍しい匠の技を見ることができます。ペーパークラフト、段ボールクラフトの世界です。

巨大ステゴサウルスや紙でつくったメカなどがズラリ!

8月9日からはじまっているこの企画展は「紙使いの匠 篠﨑均の世界」と題されたもの。篠﨑さんはかつてテレビ番組「TVチャンピオン」のダンボール選手権という企画で3連覇を果たしたこともあるペーパーアート界の第一人者・篠﨑均さんの作品を展示しています。

まず目を惹くのは恐竜・ステゴサウルスを再現した段ボールクラフト。4mもある大きなクラフト作品で、この前で写真を撮ることもできます。

さらに、会場には紙でつくったレースカーや飛行機、カメラといった作品も。篠﨑さんは自動車専門の出版社の美術部で働いていたこともあり、そこで自動車のメカニズムを学びながらテクニカル・イラストレーションの技法を磨き上げたという経歴を持つ方。自動車をはじめ、カメラやロボットといった精密機械は得意分野なんだそうです。

ペーパークラフトでも、紙でつくったとは思えないほど緻密にメカを再現しています。

また、今回の企画展では制作過程のスケッチや愛用ツールの紹介、メカの技術情報がよくわかるイラストレーションの展示も行われており、篠﨑さんの発想や創作の裏側などにも触れることができます。

開催は9月6日までとあと少しとなっています。大人も子どもも思わずワクワクするような作品が集まった企画展、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

[紙使いの匠 篠﨑均の世界]

展示期間
2020年8月9日(日)〜9月6日(日)
※8月24日(月)、8月31日(月)は休館
開館時間
10:00〜17:00(入館=16:30まで)
場所
富士見町 高原のミュージアム(長野県諏訪郡富士見町富士見3597-1)
入館料
一般=300円、小中学生=150円
※諏訪6市町村(岡谷市、下諏訪町、諏訪市、茅野市、原村、富士見町)の小中学生は無料
詳細ページ
https://www.town.fujimi.lg.jp/site/haku1/sinozakihitoshi.html
施設紹介ページ
https://www.town.fujimi.lg.jp/site/haku1/
https://www.town.fujimi.lg.jp/kanko/data/pl21.html
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