【特別寄稿】循環型農業から生まれた乾燥野菜「HanaVege」を食べてみた! 地元大学生によるSDGsの取り組み

山梨県内の民間企業・団体、自治体と学生がいっしょになって地域の新たな未来を探る「Miraiプロジェクト」の活動の一環として、参加学生さんから特別寄稿をいただきました!
第1回に続いて、今回は八ヶ岳エリアで循環型農業など、さまざまな活動を行っているFOOD AGRI NEXT LABさんの「HanaVege」について学生さんがレポートします。
▶Miraiプロジェクト:https://miraiken.yamanashi.jp/mirai/
▶第1回のレポートはこちら:【特別寄稿】地元大学生が奮闘! 乾燥野菜「HanaVege」を使ったSDGs普及活動

こんにちは!
私は山梨大学1年の大野ななです。
私は1年間山梨県で行われている「Miraiプロジェクト」に参加し、八ヶ岳にて活動を行いました。今回はその紹介をさせていただきます!
(初めての記事作成でどきどきしております)

未来プロジェクト?

大学の授業の一環として、「Miraiプロジェクト」に参加しています。「Miraiプロジェクト」とは、山梨県の学生が「社員」として県内の企業や団体と一緒に活動を行うことで、社会との新たな繋がりを築くというプロジェクトです。

1年間の活動で、たくさんの事を学び、経験させていただきました。
大変だけど、とっても楽しく、ためになる時間でした。

FANLABって?たのしいところ?

このプロジェクトで、「FOOD AGRI NEXT LAB株式会社」(FANLAB)という会社にて、山梨県立大学1年の坂田萌衣ちゃんと活動をしています。北杜市大泉町の大自然の中に事務所があります。
FANLABさんは、地域と都市の連携による、日本文化の普及や交流人口の増加を目的に幅広い活動に取り組まれています。

古民家のようなおしゃれな雰囲気のある事務所でわくわく気分でした!

代表の八木橋さんや、地元農家さん、関係のある方々みなさんに暖かく迎えていただき、たくさん話をしました。
大学1年生でまだまだ知らない事の多い私たちに、優しく教えてくれました。

環境保全活動と「HanaVege」

私たちは、「循環型農業による環境保全活動を多くの人に知ってもらうこと」を目標としました。そのために行ってきたのが「HanaVege」を通して、八ヶ岳での活動を多くの人に知ってもらうための活動。「HanaVege」とは、FANLABさんが作っている乾燥野菜のことです。ですが、普通の乾燥野菜では、ありません! 私は、循環型農業による環境保全活動の工程を凝縮した「成果物」であると考えます。

その理由は、「HanaVege」は野菜を栽培する堆肥から環境保全となる仕組みを取り入れているからです。詳しくは第1弾記事であるこちらの記事をご覧いただければと思いますが、「HanaVege」はすべての過程を通して循環型農業の結晶であると思います。
この第1弾記事は、一緒に活動をしている坂田萌衣ちゃんの記載記事です。

初めて食べた「HanaVege」

初日に会社の見学と、「HanaVege」の加工体験、試食をしました。
最初は見た目がとても色鮮やかで、美しいことに興奮しました。
乾燥しているのにこんなに色がきれいに残る事にびっくり…

そして、いざ試食。
私は「HanaVege」に出会うまで、乾燥野菜を食べた事がありませんでした。
まず、そのままパクリ。
野菜の味と香りが残っていておいしい!
生野菜よりも「HanaVege」の方が、甘さや辛みが際立ち、野菜本来の美味しさをより感じることが出来ると感じました。
いろんな食べ方ができると聞いて頭の中でぐるぐると料理が出てきました。

「HanaVege」どうやって食べたらおいしい?

①やっぱりそのまま
そのまま食べても十分美味しかった。
ちょっとしたおやつになる。
ダイエット中にもいいかも(笑)。

②スープにin!
私はその場でビシソワーズに入れて食べました。
スープに入れると野菜が水分を吸って戻されて食感が変わり、「カリカリ」から「シャキシャキ」食感に。
そのまま食べるのとはまた違う美味しさでした。

スープが色鮮やかになりました。
私はスープに入れた方が好きかも!

③サラダに添えて。
さっとひと掴み乗せるだけで彩りが増して美味しそう! 手軽に食べられますね。
ドレッシングによく絡んで、いい役割を果たしている。

④パスタ
パスタで野菜が取れる! 食感がアクセントになると感じました。
トマトソースのパスタで食べましたが、他のソースも試してみたいと思いました。

普段料理をしない人でも、インスタントの麺やスープに混ぜるだけ、またはそのままお菓子感覚で食べることが出来る。
不足しがちな野菜を簡単に補うことが出来ると思いました!

八ヶ岳で「HanaVege」を食べられる場所は? おすすめのカフェ?

ククーカフェ
「ククー」とは、フランス語で親しい間柄で愛情をこめて使われる挨拶の言葉。
お店にお越しの皆様と気持ちよい挨拶を交わし素敵な1日を美味しい1杯と共に始めたいという思いが込められているそうです。
八ヶ岳の「旬」を味わう事ができるカフェでした。

看板から、もうとてもかわいい…

開放的で、おしゃれな落ち着く店内。
私も、とても好きな雰囲気でした。

ククーカフェでは「HanaVege」を使用したサラダを出しています。
色鮮やかで、見た目満点!おいしそう…

生野菜と乾燥野菜の食感の違いが面白いと感じました!
(食レポ素人がかんばって表現しています…)

シェフにお話を伺うことができました。
「HanaVege」を取り入れるようになったのは、味や見た目だけではなく、その背景に共感したからだそうです。環境に配慮した循環型農業で栽培されていて、地域の魅力を知ってもらうために活用するというものです。

最後に

私達は「HanaVege」を通して、八ヶ岳での環境に配慮した活動を多くの人に知ってもらうために、取材やフィールドワークを重ね、日々奮闘しています。この記事も、私達の目標達成に大きく貢献してくれると信じています。

・HanaVegeはこちらの八ヶ岳通販サイト「ハチカッテ」で販売しています♪
https://8katte.com/SHOP/list.php?Search=HANAVEGE

・活動詳細はこちら
https://8katte.com/n8/index.html

【担当学生プロフィール】
▶大野なな

山梨県市川三郷町出身。山梨大学教育学部に通う大学1年生。趣味は音楽と映画。八ヶ岳エリアでは富士見パノラマリゾートと萌木の村がお気に入りスポットです。

▶坂田萌衣

山梨県甲州市勝沼町出身。山梨県立大学国際政策学部に通う大学1年生。趣味は韓ドラ、マンガ。八ヶ岳エリアのお気に入りスポットは萌木の村とハイジの村です。

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