長野県下諏訪町にある「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね」では、現在リニューアルオープン5周年を記念して、永守コレクションオートマタ展 2021「からくりオルゴールとシンギングバードの競演」が開催されています。
オルゴールとともに動く自動人形を厳選展示
オートマタとは自動人形のことで、施されたカラクリによってオルゴールの音とともに人形が動きます。すわのねでは毎年開催されている人気の展示イベントで、今年は公益財団法人 永守文化記念財団所蔵のオートマタ92体の中から16体を厳選して展示しています。
今回初出展となる「ワルツィングカップル」は1860年代に製作された貴重なオートマタで、豪華な衣装を着た男女が音に合わせてワルツを踊ります。
そのほかにも、鳥の声をリアルに再現した「シンギングバード」と呼ばれるオートマタが6体も競演。その鳴き声は狩人が本物と間違えるほど美しいそうです。
オルゴールやそれぞれのオートマタ誕生の歴史、ストーリーや特徴についてもすわのねの学芸員さんが丁寧に解説してくれるそうなので、初めて行く方でも楽しめそうですよ。
企画展の開催期間はあと少し。この機会に匠の技と魅惑の音色を感じてみてはいかがでしょうか?
[からくりオルゴールとシンギングバードの競演]
- 展示期間
- 2021年3月19日(金)〜4月25日(日)
- 時間
- 11:00〜/13:00~/15:00~(各回25分)
- 会場
- 日本電産サンキョーオルゴール記念館 すわのね(長野県諏訪郡下諏訪町5805)
- 入館料
- 大人1,000円、小中学生500円
- 公式サイト
- https://suwanone.jp/