体長8cmほどと小さく、リスやネズミに似たニホンヤマネ。本州、四国、九州のみで確認されている日本の固有種で、国の天然記念物にも指定されている動物です。実は八ヶ岳エリアの山梨県北杜市もニホンヤマネの生息地のひとつ。2007年には市の小動物にも指定されました。
そして北杜市の清里には、日本で唯一のヤマネの博物館・清泉寮やまねミュージアムがあります。1988年の開館以来、積極的に保護や研究を行っており、館内には写真やぬいぐるみなど、手に取って楽しめるさまざまな展示が。ヤマネとヤマネの暮らす森、その森を未来へつなぐための提案を紹介している施設です。
そんな清泉寮やまねミュージアムにて、12月21日から3月30日まで冬の特別作品展「色えんぴつで描く、ヤマネと森のなかまたち」が開催されます。静かな冬の森に冬眠するげっ歯目のヤマネ。そのまんまる可愛い姿や、森の生きものたちが、繊細なタッチと鮮やかな色使いで描かれた、渡邉愛美さんの作品展です。
また、入館記念にはヤマネのピンバッジのプレゼントもあるそうですのでお楽しみに! 色えんぴつの淡く柔らかい雰囲気で描かれた、見ているだけで心がぽっとあたたまるような作品たちをぜひ見に行ってみてください。
[色えんぴつで描く、ヤマネと森のなかまたち]
- 開催期間
- 2024年12月21日(土)〜3月30日(日)の土、日、祝日/年末年始(12月28日(土)~1月5日(日))は開館
- 時間
- 10:00〜16:00
- 場所
- 清泉寮やまねミュージアム(山梨県北杜市高根町清里3545)
- 料金
- 小学生以上=420円
- 詳細ページ
- https://www.seisenryo.jp/spot_yamane1.html