山野草の宝庫と呼ばれる、富士見パノラマリゾート・入笠山は、グリーンシーズンを通じてさまざまな花や野草を楽しめるスポット。
そんな入笠山でもうすぐ見ごろを迎えるのが、純白に咲き誇るすずらんです。
甘い香りに包まれる癒しの名所で散策を
入笠山には、入笠湿原に約100万本の日本すずらん、入笠すずらん山野草公園に約20万本のドイツすずらん、合わせて120万本のすずらんが群生しており、5月下旬から6月中旬にかけて白い可憐な花を咲かせます。

入笠すずらん山野草公園のドイツすずらん(過去の様子)。
日に日に花芽の数が増えて少しずつ開花しているので、6月初旬には本格的な見ごろを迎えそうです。

昨日5/25の開花の様子。
ちなみに、すずらんには「幸福が訪れる」「幸福の再来」という意味の花言葉が。新緑が美しい入笠湿原で、あたり一面を埋め尽くすすずらんと、甘い香りに包まれる幸せなひとときを過ごせますよ。
イチヨウランや“幻の花”などの山野草もいろいろ
またこの時期は、長野県準絶滅危惧種に指定されている希少なお花・イチヨウランや、幻の花と呼ばれるほど希少価値の高い「釜無ホテイアツモリソウ」をはじめ、クリンソウ、レンゲツツジ、アヤメなどの山野草が咲いているので、すずらんのほかにもいろいろなお花が楽しめます。

釜無ホテイアツモリソウ。
「120万本のすずらん祭り」が開催中
そして、5月24日から6月22日にかけては「120万本のすずらん祭り」が開催中。この期間中にゴンドラ往復券を購入すると、入笠山に咲く花のガイドブックがもらえます。
富士見パノラマリゾートではゴンドラで頂上まで行くことができるので、お手軽にトレッキングを楽しめるのも魅力のひとつ。すずらんの名所もゴンドラ山頂駅のすぐ近くのエリアです。初夏を彩る純白のすずらんを、ぜひ見に行ってみてください!
[120万本のすずらん祭り]
開催日 2025年5月24日(土)〜6月22日(日)
時間 8:30〜16:00(下り最終=16:30)
場所 富士見パノラマリゾート(長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703)
料金 往復券/大人=2,400円、子ども=1,200円、片道券/大人=1,600円、子ども=800円
詳細ページ https://www.fujimipanorama.com/summer/