中村キース・ヘリング美術館・新企画展「ケニー・シャーフ&キース・ヘリング:K!K!」、新作公開も!

大自然を融和し、「混沌から希望へ」というテーマをもとに創設された中村キース・ヘリング美術館。キース・ヘリングの作品を紹介する世界で唯一の美術館として、作品や資料合わせて約1,000点を超えるコレクションを所蔵しており、彼が今なお発する生命のエネルギーとメッセージを感じられる空間です。

中村キース・ヘリング美術館。

そんな中村キース・ヘリング美術館にて、6月6日より2026年度の展覧会「ケニー・シャーフ&キース・ヘリング:K!K!」がはじまります。

アートシーンと表現の可能性を探る、ヘリング没後初の二人展

1980年代、美術館やギャラリーを抜け出したアートが街と結びつき、革新的な表現が次々と生まれたニューヨークのダウンタウン。地下鉄、壁、ストリートといった日常の空間はアーティストたちの実験場となり、資本主義的文化とアンダーグラウンド・カルチャーの境界が急速に揺らいでいきました。その中心的な役割を担ったのが、ケニー・シャーフ(1958-)とキース・ヘリング(1958-1990)。

スクール・オブ・ビジュアル・アーツで出会って以降、公私にわたって密接な関係を築いたふたりは、お互いや周囲のアーティストたちと日常を共有するなかで、従来の作品の枠組みや美術の概念そのものを拡張していきました。

シャーフ自身が企画に携わったこの展覧会では、ヘリングとの関係性を軸に、共同プロジェクトや相互の影響関係にスポットを当て、世界で唯一のヘリング専門美術館である中村キース・ヘリング美術館のコレクションを基盤に、作品と併せて写真やオリジナルグッズなどのアーカイブを展示。シャーフとの親密な関係性を通してヘリングを見つめ直すことで、その思想や表現の背景に迫ります。

日本では滅多に見られないケニー・シャーフ作品も

また、ストリートアートのレジェンドでありアメリカの現代美術を代表するアーティストのひとりである、ケニー・シャーフの作品も一堂に展示。日本ではこれまで紹介される機会が多くなかった彼の作品ですが、今回はヘリングと共に活躍した80年代の作品だけでなく、近年のインスタレーションや最新のペインティング、シャーフが当館のために制作した新作を含む絵画や彫刻も併せて紹介されます。

多彩な表現を通じて、約50年にわたるキャリアで培われたシャーフの視覚世界を体感できる展示となっていますよ。

美しい自然のなかでアートに触れるひとときを

作品を通してアーティストの人生の軌跡を辿るこの展覧会。どちらも、約1年間にわたって開催されます。作品のなかに込められたさまざまな思いを読み解き、八ヶ岳の美しい自然のなかで静かにアートと向き合うことで、それらの芸術のエネルギーを感じる時間を過ごしてみませんか?

[ケニー・シャーフ&キース・ヘリング:K!K!]

開催期間
2026年6月6日(土)〜2027年5月16日(日)
時間
9:00〜17:00(最終入館=16:30)
場所
山梨県北杜市小淵沢町10249-7
料金
大人=1,500円、16歳以上の学生=800円、15歳以下=無料、障害者手帳等表示=600円(ご同行者1名同料金)
詳細ページ
https://www.nakamura-haring.com/exhibition/15648/
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