長野県の諏訪地方は寒天の名産地だって知ってましたか？　茅野市を中心に、諏訪エリアは寒天の生産が盛んで、生産量は日本一を誇っているんです。

寒天の原材料は海藻のテングサ。海のない長野県で海藻を原料にした食べ物が名産になるのはふしぎな気がしますよね。実は寒天づくりにはこの地方の気候がピッタリだったんです。

寒天の材料は海藻と書きましたが、海藻からそのまま寒天をつくるわけではなく、海藻でつくったところてんがベースになっています。ところてんを凍結・乾燥させたものが寒天なんです。

寒天のベースになるところてん。

ところてんづくりに適したきれいな水と、凍結・乾燥に向いた冷涼で雨の少ない気候が寒天づくりにピッタリだったというわけです。

冬の諏訪地方で寒天文化に触れる体験プログラム！

凍結・乾燥が必要な寒天づくりは、当然冬がそのピーク。今年もそろそろ寒天づくりの季節に入ります。

そんな季節に合わせて、寒天づくりに触れられるイベントも開催されます。「諏訪地域は寒天の里！天突き体験とつるりん滑らか贅沢な寒天プリン作り」です。

このプログラムでは、長野県富士見町にある寒天会社・小笠原商店さんで寒天のつくり方などを解説してもらいます。その後、乾燥させる前の生寒天をつかってところてんづくりを体験。ところてんを試食したあとは、寒天を使ったデザート「寒天プリン」づくりに挑戦しますよ。

寒天を使ったプリンをつくりますよ！

プリンづくりで使う材料も地元素材がたっぷり。八ヶ岳山麓産のジャージー牛乳や地元産の平飼い卵といった贅沢な素材を使ってつくります。

健康食品としても注目されるようになっている寒天、この機会に知って、食べて、体験してみてください！

[諏訪地域は寒天の里！天突き体験とつるりん滑らか贅沢な寒天プリン作り]