今週末には3月。この季節には日本酒好きの方お待ちかねの恒例イベントが行われます。「七賢」こと山梨銘醸さんの酒蔵開放です。
これは年に1回、蔵出し新酒の時期に合わせて開催されるいわゆる蔵開きイベント。今年は今週末の3月2日から10日まで行われます。
この時期だけの限定酒の販売やきき酒、醸造蔵の見学など、七賢の魅力をたっぷり体験できる特別な9日間です。
全銘柄を試せるきき酒や、この時期だけの“蔵出し”など
八ヶ岳エリアを代表する老舗酒蔵のひとつである七賢さん。その酒蔵開放ということで、もちろんお酒好き必見の催しがたくさんあります。
たとえば、毎年人気なのがきき酒。なんと参加費1,000円で七賢のすべてのお酒をきき酒できちゃうんです。7銘柄の高級酒はスタンプ制で1杯ずつお試し可能ですが、プラス500円で高級酒だけのおかわりもできます。
さらにお土産として5年熟成の純米大吟醸「五年熟成古酒」ももらえちゃうんですよ。
また、酒蔵開放の時期だけの限定酒「蔵出し」ももちろん登場。3月10日までの期間限定で「本醸造 無濾過生原酒」が販売されます。
「本醸造 無濾過生原酒」はろ過も火入れもしていないため、一般流通には不向き。搾ってすぐに手元に届けられる期間限定の蔵出しだからこそいただける、まさにこの時期だけのお酒なんです。
酒蔵開放中はそんな「本醸造 無濾過生原酒」をはじめ、さまざまなお酒、酒粕、調味料などを買える特設売店が出店しています。こちらもチェックしていってください。
そして、味わうだけでなくお酒づくりを知ることもできるのが酒蔵開放。平日は1時間に1回、土日は30分に1回無料の酒蔵見学が行われます。
さらに毎日13時からは醸造責任者である北原亮庫さんによる特別蔵案内も行われます。こちらは有料のツアーですが、通常は入ることができない場所の見学や体験もできちゃいます。当日予約制で定員は7名なので、興味がある人は当日お早めにご予約を!
今年の酒蔵開放は食も充実!
酒蔵開放の主役はお酒ですが、「お酒はそれほど……」という人も楽しめるイベント、ブースもいろいろあります。
たとえば、食! きき酒併設のコラボグルメ試食コーナーなど、毎年いろいろなグルメ系のコーナーがあるのですが、今年は新たに「マルキ食堂」という企画が登場します。
山梨県北杜市の名シェフが集まる食イベントである「北杜シェフズバル」のシェフが登場し、地元食材を使った料理を提供する食堂なんですよ! お酒が飲めない人も北杜市の“おいしい”を漫喫できるコーナーです。
3月2日、3日、9日には醸造責任者・北原亮庫さんがゲストを迎えてのトークセッションも。食中酒としての日本酒のススメのほか、「糀の恵みで、もっとキレイに」といったテーマのトークも予定されています。こちらはすでに参加申し込みを受け付けており、2日の分はすでに定員に達しています。聞きたいという人は残りの日程を狙ってみてください!
お酒が好きな人も、そうでないという人も楽しめる酒蔵開放。ぜひみんなで遊びに来てください!
[七賢 酒蔵開放2019]
- 開催期間
- 2019年3月2日(土)〜3月10日(日)
- 時間
- 9:30〜15:30(最終日は14:00まで)
- 場所
- 山梨銘醸(山梨県北杜市白州町台ヶ原2283)
- 詳細ページ
- 七賢WEBショップ/2019年酒蔵開放
https://www.sake-shichiken.co.jp/onakaya/ec_shop/sakagurakaihou.php
SPOT INFORMATION
山梨銘醸(七賢)
寛延三年(1750年)初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めました。現在の酒名「七賢」とは、天保六年(1835年)五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴したことに由来します。日本の名水百選に選ばれた甲斐駒ケ岳の伏流水を仕込み水、山梨県産の米や白州で育てた自社米、300年以上継承されている醸造法により、ここにしかないお酒を造り出しています。
- 住所
- 〒408-0312
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283 - 電話番号
- 0551-35-2236
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- ー
- 駐車場
- あり
- 詳細ページ
- http://www.sake-shichiken.co.jp/
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