信玄餅でおなじみ、和菓子店・金精軒さんの夏の名物が今年も始まります。水信玄餅です。
水信玄餅は水の雫そのもののような、ぷるぷるふるえるふしぎなお菓子。金精軒さんのある山梨県北杜市・白州の名水を寒天で固めたシンプルなもので、黒蜜ときなこでいただきます。
口に入れた瞬間は弾力を感じるのですが、すぐにふわりと溶けていく魔法のような食べ物なのですが、その食感をつくるためにギリギリまで寒天の使用量を少なくしています。常温で保存すると徐々にしぼんでいくほど繊細で、運搬も難しいお菓子なんです。そのため、夏季の限られた日だけ、当日店舗でしか食べることができない、「幻のお菓子」となっています。
今年も6月から9月までの土曜・日曜のみ金精軒台ケ原本店と金精軒韮崎店で販売されます。祝日やお盆なども関係なく土日のみなので、食べに行きたいと思っている方はご注意を!
午前中の完売が基本だけど、狙い目は6月・7月
そんな限定中の限定スイーツである水信玄餅は、毎年大人気。金精軒さんでもできる限りたくさんつくっているそうですが、9時開店で午前中には完売することがほとんどです。販売に際しては、当日7時ごろから整理券の配布を行っています。
「食べたいけど何時くらいに行けばいいの?」と思う方も多いですよね。地元スタッフもいるハチ旅で傾向をリサーチしてみました。
ここ数年の傾向としては、まず狙い目なのは6月・7月です。夏休みシーズン前の時期は比較的余裕があり、11時ごろまでに足を運べば食べられることが多いです。ただし、月曜日が祝日で連休になっている日は要注意。ハイシーズン並に混雑します。今年でいうと7月14日あたりですね。
8月・9月はというと販売日は連日混雑すると思っていいでしょう。10時までには完売してしまうことが多く、確実に食べたい人は9時の開店前に足を運ぶのがオススメです。特にお盆休みにさしかかる8月10日、11日あたりは混雑が激しそうです。
店舗としては「やはり本店の方が多くの方が来るので韮崎店が狙い目では?」という声もありますが、注意したいのは駐車場。韮崎店は駐車スペースが少なめのため、開店前でも駐車場がいっぱいになることがあります。車で足を運ぶ方は移動手段にご注意ください。
ちなみに、台ケ原本店は近くに無料の市営駐車場があるので、駐車スペースの確保は比較的安心できますよ。
夏の風物詩ともいえる幻のお菓子、食べに行きたいと思っている方は参考にしてみてください!
[金精軒 水信玄餅(2019年)]
- 販売日
- 2019年6月1日(土)〜9月29日(日)の間の土日限定
※祝日でも土日でない日は販売はありません - 価格
- 500円(お茶付き)
- 販売店
- 台ヶ原金精軒台ヶ原本店(山梨県北杜市白州町台ヶ原2211)
金精軒 韮崎店(山梨県韮崎市中田町小田川154) - 詳細ページ
- 2019年 水信玄餅をお求めの方へ | 金精軒
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