八ヶ岳エリアは11月に入り、グッと冷え込むようになってきました。冬が近づいてきたエリアもあれば、紅葉のピークを迎えた名所もまだまだありますよ。
高原エリアは落ち葉の季節に
高原エリアは紅葉のピークを過ぎ、落ち葉の季節を迎えはじめています。
今週半ば、標高約1,300mの長野県原村のペンションエリアは歩道が落ち葉で彩られていました。
落葉した木も多くなっていますが、足元を彩る落ち葉も晩秋ならではの景色。冬を前にしたこの季節も風情がありますよ。
同じく高原エリアの長野県蓼科エリアもいよいよ紅葉の終わりの時期。やはり落ち葉が多くなっておりますが、今週半ばの時点ではまだ色づいた木々も楽しめる様子でした。今週末あたりが紅葉を楽しむ最後のチャンスとなりそうです。
ちなみに高原エリアはそろそろ最低気温が0度前後になる日が多くなっています。氷点下になることもあり、朝晩は冷え込みが激しいです。高原エリアに遊びに行く方は冬物のコートなど、暖かい服を用意しておくといいでしょう。
諏訪地方では紅葉名所のお寺が真っ赤に!
標高1,000m以下のエリアは今週紅葉のピークを迎えているスポットが多くなっています。
長野県の諏訪エリアでは、「諏訪紅葉三山めぐり」が開催されている3つのお寺が見ごろを迎えています。
お寺を囲むように真っ赤な紅葉が彩っているのが長円寺。今週はまさに紅葉のピークという様子で、モミジが一面を赤く染めています。
「諏訪紅葉三山めぐり」を開催しているお寺ではライトアップを行っており、今週木曜日も夜になるとカメラを持った人がたくさん足を運んでいましたよ。今週末も多くの人が集まりそうです。
同じく「諏訪紅葉三山めぐり」を開催中の仏法紹隆寺でもイチョウが徐々に色づいてきています。
大きなイチョウは上部から黄色く色づき、門前や境内を彩っています。
イチョウはモミジよりややゆっくり紅葉が進むため、もう少し見ごろが続きそうです。
このほか、長野県内では国道20号沿いの富士見町・道の駅 信州蔦木宿周辺など、ドライブしながらそこかしこで紅葉を楽しめますよ。
なお、諏訪周辺もそろそろ朝晩は冬の気配を感じる気温になってきました。昼間は秋物コートなどでいいですが、ライトアップなど夜のお出かけの際は冬物コートが欲しくなってきます。ストールなども含め、防寒の準備はしっかりしておくといいでしょう。
山梨県側もすっかり秋の景色に
長野県の南、山梨県内でもじわじわと紅葉が進んでおり、全体としては秋らしさが増してきています。
山梨県北杜市の須玉エリア、みずがき湖周辺はそろそろ紅葉の盛りに入りそうです。
みずがき湖は1周4kmほどの人工湖で、遊歩道も整備されているので紅葉散策にぴったりのスポット。モミジなど湖周辺の紅葉はもちろん、これから鹿鳴峡大橋の奥に見える山々もさらに色づいてきそうです。
同じく北杜市の白州エリアにある白州・尾白の森名水公園「べるが」も秋らしい景色が広がっています。
そこかしこが赤や黄色に染まり、足元の落ち葉も含めて秋まっ盛りという景色を楽しませてくれます。
また、秋晴れの日には八ヶ岳や駒ヶ岳など、山々の紅葉を遠くに見ることも。里山の秋の景色と山々の姿はこの時期ならではの絶景ですよ。
ちなみに山梨県側も今週はだいぶ冷え込むようになってきました。地域ごとに標高差も大きいので若干の体感差もありますが、各スポットを巡ったスタッフはやはり「上着が欲しい」「ダウンを着ていってよかった」といった感想をこぼしていました。高原エリアほど本格的な寒さではないですが、やはりちょっと暖かい服装を心がけるのがよさそうです。