長野県最大の湖・諏訪湖を彩る夏の風物詩が花火です。例年9月に開催されている「全国新作花火競技大会」などもそのひとつですが、なんといっても有名なのが毎年8月15日に開催されている「諏訪湖祭湖上花火大会」。4万発あまりの花火が打ち上げられる、全国でも屈指の花火大会です。早くから観に行く計画を立てている人も多いですが、開催直前の今からでもまだまだ間に合います。今回はこれから初めて観に行くという人向けのポイントを紹介します!
Q.電車なら何時くらいに行けばいい?
- A.ピークを避けるなら16時前がオススメ!
-
諏訪湖花火のメイン会場ともいえる打ち上げ場所付近は、JR上諏訪駅からもほど近く、普段なら10分程度でたどり着きます。電車なら駐車場の確保なども必要ないので、地元スタッフもオススメの交通手段です。
ただし、花火大会のスタート直前の時間はやはり電車も混み合ってきます。会場までの道も混雑してくることを考えると、混雑のピークである17時〜18時より前に上諏訪駅に着くようにスケジュールを立てるのがいいでしょう。また、後述していますが、エリア指定の有料席などを購入している場合は、少し早めに行って席取りをしておくといいでしょう。指定エリア内も直前になると混み合ってきます。
なお、電車の場合注意が必要なのは帰り。一斉に駅に人が集まるため、上諏訪駅は入場規制がかかることもあります。24時近くまで臨時列車も運行しているので、帰りの時間は余裕を持って見積もっておくといいでしょう。続きを読む
Q.車なら何時くらいに行けばいい?
- A.駐車場確保のために早めの到着を!
-
地方での移動というとやはり車は便利。ですが、諏訪湖花火の日はどうしても混み合います。道路の混雑ももちろんですが、注意すべきはなんといっても駐車場の確保です。花火大会自体は夜の開催ですが、会場近くの駐車場は午前中からどんどん埋まっていきます。会場付近に停めたい場合は遅くとも正午前までに駐車場を確保したいところ。ただし、会場近くの諏訪湖畔は花火大会に合わせて15時から交通規制も行われます。歩行者天国となる区間は23時もしくは24時まで規制が続くのでご注意を。また、混雑具合によっては駐車場までたどり着くのに時間がかかる場合もあります。駐車場の閉場時間も確認しておきましょう。
ちなみに、地元スタッフのオススメは電車併用。JR茅野駅や富士見駅など、比較的近い駅の近くの駐車場を利用し、会場までは電車を使う方法です。渋滞なども会場近くに比べれば激しくないので、結果的に早く帰路につくことができます。ただし、周辺駅の駐車場もやはりこの日は時間とともに満車になっていきます。午後の早い時間には駐車場を確保しておきたいところです。続きを読む
Q.有料席って必要?
- A.ゆっくり楽しむなら購入がオススメ
-
諏訪湖花火大会では、オフィシャルをはじめ、各所で有料観覧席のチケットが販売されています。もちろん花火自体は路上などからも観ることができるので、歩きながら楽しむ人も多いです。ただし、周辺の路上は混雑しており、まず立ち止まれません。花火をゆっくり楽しもうと思ったら、有料席を確保しておいた方がよいでしょう。
なお、オフィシャルの有料観覧席は多くが事前にチケット販売を行っており、当日は基本満席となっています。ですが、オフィシャルでは「旧東洋バルヴ跡地」という会場で当日券の販売も行われます。水上スターマインなど湖面で開く花火など一部のプログラムが見えづらかったりしますが、比較的ゆっくり座ることができますし、音なども含め十分にその迫力を楽しめます。当日販売は約5,000席が用意されており、朝8時からスタート。スタート直前でも席が残っている年が多いので、今から計画を立てている人はこの当日券を狙うのがオススメです。続きを読む
Q.有料席には何時ごろ入っておくべき?
- A.17時ごろには入っておくのがオススメ
-
諏訪湖花火オフィシャルの有料席は15時に開門します。打ち上げは19時からですが、17時ごろには人も多くなってきて、有料席までたどり着くのに時間がかかるようになってきます。有料席エリア自体も混み合ってくるので、この時間までに入って席を確保しておくとスムーズです。
なお、17時ごろになると周辺の店舗も混み合ってきます。花火の間の飲み物やおつまみなどを持っていきたいという人は事前に用意するか、やはり少し早めに買い物を済ませておくといいでしょう。続きを読む
Q.トイレはどこにある?
- A.会場付近に多数設置されます
-
打ち上げ場所周辺には仮設トイレがたくさん用意されます。「探し回らないとない!」という心配はありません。ただし、夕方以降はやはり混み合います。「トイレに行きたいな」と思ったら、我慢せず早めに並びましょう。
続きを読む
Q.どんなものを持っていけばいい?
- A.雨具やレジャーシートなどはマスト
-
あると便利なものはいろいろありますが、「まずはこれ!」というのが雨具です。有料席は基本的に雨が降っても傘の使用は禁止となっているので、カッパなど着用する雨具を用意しておきましょう。またオフィシャルの有料観覧席は椅子などは設置されていないので、レジャーシートや座布団など座るためのアイテムを持っていきましょう。
そして、念のため用意しておきたいのが上着。会場の諏訪湖周辺エリアは、高原エリアに比べれば気温も高く、基本的には半袖でよい気候ですが、それでも寒暖差は大きく、ときにTシャツ1枚だと肌寒さを感じる夜もあります。座りっぱなしで過ごすことにもなるので、念のため長袖の羽織れるものを用意しておくと安心です。続きを読む
「早く会場についても暇になっちゃいそう……」なんて思う人もいるかもしれませんが、会場周辺は花火のスタートまでに楽しめる場所もたくさんあります。始まるまでのオススメの過ごし方を紹介します!
駅から徒歩で酒蔵巡り
上諏訪駅の近くには「真澄」でおなじみの宮坂醸造さんをはじめ、「諏訪五蔵」と呼ばれる5つの酒蔵さんが集まっています。ショップで自慢の地酒を購入できるほか、試飲ができるところもあり、酒蔵巡りを楽しめます。早めに行って、花火を観ながら飲むお酒を買っておくのもいいですよ。
諏訪五蔵:http://nomiaruki.com/
続きを読む
買い出し・お土産探し
花火大会当日は屋台などもたくさん出ますが、駅周辺で事前にお買い物もできます。上諏訪駅の目の前には今年、長野県内で愛されているスーパー・ツルヤがオープン。花火前のお買い物はこちらが便利でしょう。
また、花火大会当日は混雑が激しく、なかなか帰りにお土産物を購入する余裕がありません。お土産探しをしたい人は先に購入しておくといいでしょう。上諏訪駅には駅併設の温泉舎というお土産物のお店もありますよ。
続きを読む
駅周辺では昼営業する居酒屋さんも
上諏訪駅周辺には居酒屋さんが集まるエリアがあり、花火大会当日には昼から営業しているお店も見つかります。少し早めに現地に着いたら、この日は昼からお酒を楽しむのもオススメですよ。室内なので空調が効いたところで過ごせるのも嬉しいところです。
続きを読む