【八ヶ岳百景】本格的な秋を連れてくる稲刈りが各地で進んでいます

八ヶ岳に足を運べない人にも八ヶ岳の今をおすそ分けする八ヶ岳百景。今回は本格的な秋が近づいてきた八ヶ岳の日常風景をご紹介します。

秋の風物詩、稲木干しがそこかしこで

10月を目前に控え、八ヶ岳周辺は日に日に風の冷たい日が増えてきています。

森や山々が色づきはじめるのはまだ先ですが、一足早く秋の景色を連れてきてくれるのが田んぼです。今八ヶ岳エリアを移動していると、稲刈りを追えた田んぼが目に入ってきます。

各地の田んぼで稲刈りが進んでいます(2020年9月23日撮影)。こちらは長野県の富士見町と山梨県北杜市の小淵沢の境界付近の田んぼ。

稲木干しを見るといよいよ秋だと実感します。

例年なら山梨県側や長野県の諏訪湖周辺エリアあたりはすっかり稲刈りが終わっている時期ですが、今年は長雨と酷暑の影響もあり、稲刈りも例年より遅め。10月に入る今の時期も稲刈り済みの田んぼに交じって収穫前の田んぼもチラホラ見られます。

今年は稲刈りがやや遅めで、まだ収穫前の田んぼもチラホラ(2020年9月23日撮影)。

稲刈りは秋の景色を連れてくるような存在。各地の稲刈りが終わると、今度は少しずつ木々が色づきはじめ、紅葉の季節が近づいてきます。八ヶ岳エリアの場合、早いところは10月上旬から、遅いところは11月の中頃まで、地域ごとにゆっくりと紅葉が広がっていきます。

1か月ほどの間に景色が移り変わっていくこの時期は、どことなくさびしくもありますが、きれいな季節です。

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