七賢「酒蔵開放」は中止ですが恒例の「蔵出し 無濾過生原酒」は今年も登場

八ヶ岳エリアを代表する酒蔵のひとつである「七賢」こと山梨銘醸が行う、年に一度の蔵開き「酒蔵開放」。この「酒蔵開放」では、普段の酒蔵見学では入れないスペースで酒造りに触れることができたり、七賢のお酒をじっくり飲み比べて楽しむ「きき酒」ができたりするほか、地域のおいしいものが集まったりもするようになっており、日本酒好きはもちろん、お酒を飲めない人もみんなで楽しめるイベントとして親しまれています。

過去の「酒蔵開放」の様子。

毎年県内外から多くの人が集まる人気イベントですが、新型コロナウイルス拡大の影響で昨年に続いて、今年2021年も「酒蔵開放」は中止が発表されています。みんなで集まれる蔵開きは、もう少しおあずけとなりました。

酒蔵開放だけの限定酒「蔵出し」は今年も販売!

ですが、「酒蔵開放」に合わせて販売されている「蔵出し」は今年も登場。日本酒は通常、品質を保つために軽いろ過や火入れといった処理を行っていますが、この「蔵出し」は搾りたてをすぐに届けるため、無濾過生原酒として販売されています。火入れを行っていない、フレッシュな果実感のある日本酒になっているんですよ。

「蔵出し 無濾過生原酒 2021」。

「蔵出し 無濾過生原酒 2021」は今年も3月5日からの出荷に向け、七賢の通販サイトで予約を受け付けています。数量限定なので、飲みたい人はお早めにどうぞ。

[蔵出し 無濾過生原酒 2021]
▶価格:720ml 1,100円
※通販サイトでは3本、6本、12本のセットを販売
▶蔵開き特設ページ:https://www.sake-shichiken.co.jp/kurabiraki2021/
▶販売ページ:https://shop.sake-shichiken.co.jp/products/39/

SPOT INFORMATION

山梨銘醸(七賢)

寛延三年(1750年)初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めました。現在の酒名「七賢」とは、天保六年(1835年)五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴したことに由来します。日本の名水百選に選ばれた甲斐駒ケ岳の伏流水を仕込み水、山梨県産の米や白州で育てた自社米、300年以上継承されている醸造法により、ここにしかないお酒を造り出しています。

住所
〒408-0312
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
電話番号
0551-35-2236
営業時間
9:00~17:00
定休日
駐車場
あり
詳細ページ
http://www.sake-shichiken.co.jp/

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