八ヶ岳エリアは花苗農家さんも多い地域。春になると、大事に育てられた花などの花木や多肉植物、ハーブなどがいろんなお店に並ぶようになります。
そんな八ヶ岳に、新しい花苗、植物のお店ができました。3月7日にグランドオープンを迎えた八ヶ岳 ボタニカルデポ!(やつデポ!)です。
八ヶ岳ファーマーズマーケットのメンバー有志が立ち上げたお店
長野県の富士見町、国道20号沿いにオープンした八ヶ岳 ボタニカルデポ!は、八ヶ岳ファーマーズマーケットなどを主催している団体の有志が立ち上げたお店。
八ヶ岳エリアの花木生産者が集まる直売会である八ヶ岳ファーマーズマーケットは、毎年多くの人が集まる人気イベントなのですが、昨年2020年は新型コロナウイルスの流行を受けて中止に。需要の落ち込みもあり、大事に育てた花や苗が行き場を失ってしまうこともありました。
そんななかで、「イベントがなくてもいつでも花や苗が買える場所があったら」という思いから有志が立ち上げたのがこのお店なんです。
昨年8月にプレオープンし、春を前にした3月7日にグランドオープンを迎えました。
フィンガーライムなど注目・人気の苗がいろいろ
グランドオープン初日に足を運ぶと、店舗の建物前やハウスのなかに植物が並んでいました。まだ八ヶ岳エリアは霜が降りることも多いので、ハウスのなかにあるものも多いですが、もっと暖かくなってきたら店前に並ぶものも増えてきそうです。
店舗内には植物のほかにクラフト雑貨がいろいろ。八ヶ岳エリアはクラフト作家さんも多く、マーケットイベントが盛んな地域だったりもします。そういった地域の作家さんたちのつくった雑貨が並んでいますよ。
そんななかで気になったのがフィンガーライムです。「ライム」という呼び名どおり柑橘類の一種なのですが、一般的なライムと違うのは果肉。普通のライムなどと違い、果肉がしっかりした粒状になっていて、プチッとした食感が楽しめるんだそうです。その食感などから「フルーツキャビア」なんて呼ばれることもあるんだとか。
粒状で果汁が垂れることもないので、ドリンクやデザートなどだけでなく、肉料理などいろんな料理に乗せて酸味を加えたりすることも。鮮やかな色で見た目にも華やかさがあり、今注目を集めているそうです。
やつデポ!はこのフィンガーライムを扱うFingerlimeJapanのオフィシャルショップで、店内にもフィンガーライムの苗が並べられています。厳冬期は室内に入れる必要がありますが、ある程度寒さにも強いので八ヶ岳エリアのように涼しい地域でもちゃんと育つんだそうです。
フィンガーライムを育てていろいろ料理に使ってみたくなりますね!
グランドオープン日にはキッチンカーなども
グランドオープン初日はキッチンカーや八ヶ岳エリアのクラフトビールブランド・8 Peaks BREWINGさんも出店していました。今後もイベントなどのときは、いろんなお店の出店がありそうです。
ちなみに、やつデポ!と同じ建物にはGardenia Coffee Stand & Roastaryというコーヒースタンドも入っています。こだわりのスペシャリティコーヒーを扱うお店で、コーヒーと焙煎豆の販売を行っており、以前から人気なんですよ。
やつデポ!とも店内でつながっているので、いっしょに立ち寄ってみるのもオススメです。
「毎日がファーマーズマーケット」をイメージしてオープンしたやつデポ!。これからの季節、ますます賑やかになってきそうですよ。
なお、通販サイトでもいろんな苗を販売しているので、そちらもぜひ覗いてみてください。
▶住所:長野県諏訪郡富士見町富士見3292
※綿半ホームエイド富士見店 横
▶通販サイト:https://yatsudepot.thebase.in/
▶Instagram:https://www.instagram.com/yatsulab_0801/
▶URL:https://fingerlime-japan.com/