12月1日、創業120年を超える和菓子店・金精軒の韮崎店にて、「JOMON SWEETS FESTIVAL」が開催されます。縄文をテーマにした月餅の販売をはじめ、見て、食べて、触って、さまざまな企画から縄文時代を感じるひとときが楽しめるイベントです。縄文大好きガールとも呼ばれる金精軒の和菓子職人さんが、今年もとっておきのお菓子を用意しているそうですよ!
縄文時代の文化を表現した“月餅”が登場
今年のテーマは“縄文時代の装飾品”。その時代に使われていたという耳飾りに見立てた3種類の新しい月餅が登場します。見た目だけでなく、風景や実り、縄文時代に食べられていたものなどにも着想を得た、こだわりの餡にも注目です。
餡の味は、小豆や大豆が採集や栽培されていたということからインスピレーションを受けた「味噌&えごま&胡桃」、遺跡から多くの植物が見つかったということから「柚子&よもぎ」、そして、縄文流オシャレのテーマカラーが赤であることから「桃&赤しそ」。遺跡からも赤い漆を塗ったクシやかんざし、耳飾りが見つかっているそうです。
ボリューム感のあるイメージもある月餅ですが、今回は試行錯誤して食べやすい大きさで飽きのこない甘さに。全種類を試してみやすいサイズと味になっています。この時代の食生活や文化に思いを馳せながら、3種類の月餅からお気に入りの味を見つけてみてください。
縄文文様の絵葉書づくりや縄文原体づくりなどの体験、野香茶の販売も
また、当日は限定商品や縄文時代にまつわるさまざまな企画も用意されています。
「日本遺産:星降る中部高地の縄文世界」にも認定されている八ヶ岳。この時代に黒曜石が採れる鉱山の森があったとも言われていることから、黒曜石や水晶、星空のカケラをイメージして表現した「星フル コハクトウ」の限定販売と、金精軒の定番・生信玄餅の縄文フェス限定パッケージの販売が行われます。
さらに、西嶋和紙の名産地である山梨県南巨摩郡身延町の山十製紙さんによる、手漉き和紙を用いたオリジナル縄文絵はがきづくり、土器製作に欠かせない、繊維束を撚り合わせてつくった「縄文原体」づくりのふたつのワークショップも開催。
そのほかにも、山梨県北杜市明野町で活動しているcamino natural Labさんの野香茶の販売、韮崎のパン屋さんコーナーポケットのイベント限定パン、金精軒がオープンしたお惣菜店komaの大豆ミートを使用したきのこスープの販売など盛りだくさんです!
見て、食べて、触って、縄文時代の文化を存分に満喫できる、一年に一度のお祭り「JOMON SWEETS FESTIVAL」にぜひ遊びに行ってみてください。
[JOMON SWEETS FESTIVAL]
- 開催日
- 2024年12月1日(日)
- 時間
- 10:00〜16:00
- 場所
- 金精軒 韮崎店(山梨県韮崎市中田町小田川154)
- 詳細ページ
- https://kinseiken.co.jp/news/9123/