清里高原に広がる複合観光施設・萌木の村の敷地内にあるオルゴール博物館ホール・オブ・ホールズ。オルゴールや自動演奏楽器のコンサート、ゼンマイで動くからくり人形・オートマタなどの展示、販売をしているミュージアムです。

現在オルゴール博物館では、クリスマス限定の特別企画「自動演奏楽器と映像で綴る物語 くるみ割り人形とねずみの王様」が開催中！　自動演奏楽器とは、レコードやラジオが発達するまで、人々の暮らしにさまざまな音楽を提供してきた楽器のこと。萌木の村にあるのは、1900年のパリ万博のために特別につくられた大型自動演奏オルガン「リモネール1900」です。オルゴールや自動演奏楽器が奏でる音楽と、プロジェクションマッピングの映像とを組み合わせた、迫力あるコラボレーションとなっています。

今回上演される作品は、バレエの演目としてもよく知られる「くるみ割り人形」のお話。なぜくるみ割り人形は呪いをかけられたのか、なぜねずみの王様はくるみ割り人形と闘うのか、そんな物語の隠れた深いエピソードを知ることができますよ。

クリスマス色に彩られる萌木の村

また、この時期の萌木の村では「クリスマスマンス2024‐Heartfelt Christmas-」が開催中。さまざまな装飾や夜のイルミネーションで園内があたたかく彩られます。人気レストラン・ROCKの前には高さ5.4mの大きなクリスマスツリー、自然木でつくられたソリを曳くトナカイ、足元をそっと照らす薪のオブジェ、小道に並ぶミニツリーなど、できるだけ地元の自然素材を使った職人手づくりの装飾が。

自然の恵みを生かしたナチュラルな“森のクリスマス”を満喫できるので、コンサートの前後にはぜひ園内を散策してみてください。

[自動演奏楽器と映像で綴る物語 くるみ割り人形とねずみの王様]