今年も八ヶ岳の登山シーズンがスタート! 「第41回八ヶ岳開山祭」で山開きの神事に参加しませんか?

新緑の季節になり、車窓から見える山の景色も色づいてきました。山にまつわる言葉に「山滴る」という季語がありますが、山の草木がだんだんと若葉色から濃い緑色へと移り変わって、青葉が瑞々しくなっていく様子からできたそう。

長い冬を超えて、山も滴るこの時期に、今年も八ヶ岳の登山シーズンがはじまります!

八ヶ岳登山シーズンの幕開けに参加してみませんか?

そのはじまりを告げる行事のひとつ、「第41回八ヶ岳開山祭」が6月1日に開催! 開山祭とは、登山シーズンのはじまりを知らせる山開きの際に、一般登山者の安全を祈願するために行われる神事を中心とした行事のこと。当日は、11時より阿弥陀岳山頂にて神事・記念撮影が行われますよ。

今回からは、事前登録による開山祭記念手ぬぐいの販売もはじまります。八ヶ岳在住のイラストレーター・MARIWAさんが手がける、かわいらしいデザインの手ぬぐいですので、ぜひ記念のおみやげにしてください。

自分の体力や経験値に合わせた選択を

また、開山祭に参加する際に主に用いられる御小屋尾根コースは、「信州 山のグレーディング」によると“体力度レベル4”、“難易度レベルC”にあたります。山のグレーディングとは、県内の登山ルートを山岳遭難の防止の為に難易度で分け、「自分の力量にあった山選び」ができるようにした仕組みのこと。体力は1から10、難易度はAからEまでで、どちらも数字やアルファベットが進むほど登山のレベルが上がっていきます。

一般的に、体力度レベル4の登山には1泊以上が必要だと言われていますが、御小屋尾根コースには宿泊できるテント場や山小屋がありません。そして難易度レベルCにあたるこのルートにはハシゴやくさり場の道もあります。時間内に下山できるか、足場の悪いエリアも通過できるかなど、ご自身の体力と登山経験に照らしてご参加ください。

毎年登っているという方も、登山は好きだけれど八ヶ岳にはまだ登っていないという方も、準備を万全にしてこの機会に八ヶ岳に遊びにきてください。

[第41回八ヶ岳開山祭]

開催日
2025年6月1日(日)
時間
11:00〜
場所
阿弥陀岳山頂(長野県諏訪郡原村)
料金
参加費=無料、記念手ぬぐい=1,000円
参加申込締切日
2025年5月30日(金)
詳細ページ/申し込み
https://8guide.jp/tour/2237/
その他
駐車台数が15台と限られているため、なるべく乗り合わせてお越しください。トイレもありません。また、周辺にコンビニがないので買い物等は事前にお済ませの上ご参加ください。

同じエリアのイベント

このエリアの最新ニュース

今日の八ヶ岳をガイドする ハチ旅