日本の道百選にも選ばれている「甲州台ヶ原宿」で、1902年からお店を営んでいる「金精軒」。創業123年という長い歴史を持ち、甲州銘菓である信玄餅や、季節の生菓子、清酒「七賢」醸造の酒粕を活用した大吟醸粕てらなど、たくさんの銘菓を販売しています。
なかでも創業当時から愛され続けているのが、看板商品の「信玄餅」。特に、信玄餅に欠かせない“きな粉”は、自家焙煎した大豆と次世代型の焙煎技術・熱蒸気焙煎という方法を取り入れておいしさを探求し、2011年からは自社農園での青大豆の無農薬栽培もスタートしました。
そして、その際にお客さんといっしょに収穫の喜びを分かち合おうとはじまっていたプロジェクト「青大豆収穫体験」が、今年、5年ぶりに復活! 10月5日に、北杜市白州町にある畑にて収穫を行います。
いちばん新鮮な状態で食べる枝豆を
収穫するのは、硬くなる前の柔らかい枝豆。枝豆は繊細で、鮮度によって味が大きく変わるので、採れたてをその場で茹でて実食します。船で釣った魚をその場でさばいて食べるとおいしいように、さっきまで地面に生えていた枝豆をその場で茹でると別格の味になるそう。この体験でなければ味わえない貴重な体験です。
収穫後には、疲れた体に染み渡る豚汁とにぎりめしのサービスも! 金精軒で働いているおばちゃん達が思いを込めて握った、自家製梅干しや手前みそのネギ味噌を具にしたおにぎりです。
さらに、収穫した枝豆をすり潰してつくる“ずんだ餡”をその場でこしらえ、お団子に塗っていただくという贅沢な体験もありますよ。
応募受付は9月30日までで定員は20名ほどでしたが、募集開始からすぐに満員になったとのこと。「参加してみたい!」という方は、来年の開催をお楽しみに!
[青大豆収穫体験]
- 開催日
- 2025年10月5日(日)
- 時間
- 10:30〜13:00
- 集合場所
- 東村山市白州山の家(山梨県北杜市白州町横手1197)
- 詳細ページ
- https://kinseiken.co.jp/news/9437/