いろんな動物が住む八ヶ岳エリア。なかには貴重な動物もいます。そのひとつがニホンヤマネです。
ヤマネはリスやネズミのような姿をした体長8cmほどの小さな動物で、本州・四国・九州にのみ棲む国の天然記念物。実は数百万年前から日本にいる、生きた化石なんですよ。
八ヶ岳エリアの北杜市もそんなヤマネの生息地のひとつで、現在では北杜市の動物に選ばれています。そして、清里には日本で唯一のヤマネの博物館・やまねミュージアムもあるんです。
ヤマネの棲む森のすぐ近くにあり、その生態や行動などさまざまな確度から研究を行っているんですよ。
そんなやまねミュージアムには、冬の風物詩ともいえる珍しい展示があります。冬眠ヤマネの展示です。
ヤマネは普段は木の上で生活していて、寒くなると冬眠します。その冬眠した姿を、やまねミュージアムで見ることができるんです。
展示は当然ヤマネの冬眠中限定なのですが、去年は12月中頃からスタートしています。途中、ヤマネが冬眠から目を覚ますこともあり、中断したりしつつ、4月ごろまで展示が続けられています。
今年ももうすぐ冬眠シーズン。丸くなって冬眠するかわいい姿を見られるのを楽しみにしていてください!
[冬眠ヤマネ特別公開]
- 期間
- 冬季(ヤマネの冬眠中)
- 場所
- やまねミュージアム(山梨県北杜市高根町清里3545)
- 開館時間
- 10:00〜16:00
- 入館料
- 小学生以上=320円
- 詳細ページ
- やまねミュージアム | 公益財団法人キープ協会
http://www.keep.or.jp/place_event/yamane/