桜の季節が終わり、八ヶ岳は新緑のまぶしい時期に入りました。山や森などはもちろん、各地のお庭も賑やかになってきます。

そんな時期に開催されるのが清里・萌木の村のナチュラルガーデンフェアです。

萌木の村にはイギリス出身のランドスケープデザイナー、ポール・スミザーさんが手がけるナチュラルガーデンという庭があります。この庭はその土地の風土や環境に合わせて植える植物を選び、整えるというスミザーさんの思想によってつくられているもの。清里の気候や風土に適した植物が植えられているだけでなく、八ヶ岳エリアにもともと自生していた貴重な植物なども保護され、育てられています。どこかで見た「理想の庭」を再現するのでなく、「この場所だからつくれる庭」を考えてできている庭なんですよ。

ポール・スミザーさん。

ナチュラルガーデンフェアは、そんな萌木の村の庭を舞台に開催されるイベントです。八ヶ岳エリアの花苗農家さんが集まるガーデンマーケットに加え、ポール・スミザーさんの講演会、稲葉典子先生によるガーデニング教室など、ナチュラルガーデンの考え方やガーデニングについて学べるイベントも行われます。

ちなみにガーデンフェアの開催は6月8日、9日の2日間ですが、ハンギングバスケット＆コンテナガーデンコンテストの作品展示は一足早く6月1日からスタートしますよ。

このほか、萌木の村オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズで演奏活動を行っているマリンバ奏者・大森たつしさんによるコンサートやお子さん向けの谷口牧場ポニー乗馬体験といったイベントも。庭を楽しみながらいろんな体験、時間を過ごすことができます。

大森たつしさん。

イベント自体の入場は無料なので、ぜひ気軽に遊びに来てください！

[第5回 萌木の村ナチュラルガーデンフェア]