高原エリアの蓼科湖畔にこの秋、新しいスポットがオープンしました。ロッジ、キャビン、キャンプサイトが集まった「TINY GARDEN 蓼科」です。
先週9月21日にグランドオープンを迎えたこの施設は、セレクトショップで知られるアーバンリサーチが運営するもの。4,800坪という広大な敷地に温泉旅館をリノベーションしたロッジなど、3種類の宿泊施設が並んでいます。
アーバンリサーチは以前から「TINY GARDEN FESTIVAL」や「DOORS CAMP」といったキャンプフェス、イベントを開催していました。「TINY GARDEN 蓼科」はいわばその発展形。アウトドアとともにあるライフスタイルを発信するスポットとして展開されたものです。
この新スポットにハチ旅スタッフもお邪魔してきました。
カフェやショップ、温泉もあるロッジ
蓼科湖の遊歩道のすぐ隣に見えるのがロッジ。「TINY GARDEN 蓼科」の入り口ともいえる建物で、1階にはショップ・カフェが併設されています。
ショップやカフェは、宿泊者はもちろんふらっと立ち寄って利用することもできます。
そして、建物の2階は客室。和室と洋室が計7部屋用意されているのですが、アーバンリサーチ オリジナルの家具なども使われている部屋はいずれもシンプルでおしゃれ!
どの部屋も窓から蓼科湖畔やキャンプエリアの清々しい景色を楽しませてくれます。
洋室は定員2名、和室は最大4名での利用が可能です。
そして、もともと温泉旅館だったロッジの地下1階には温泉が! 信玄の隠し湯のひとつとして知られる蓼科温泉を楽しむことができちゃうんです。
この温泉はロッジ利用者はもちろん、キャンプサイトやキャビンの利用者も使えますよ。
ちなみに温泉の脱衣所や部屋にはアーバンリサーチのオリジナルアメニティも置かれています。
自然を感じつつのんびりゆったり過ごしたいという人は、このロッジがいいでしょう。
アウトドア入門者にもぴったりのかわいいキャビン
よりアウトドアライクに楽しみたい人にぴったりなのがキャビン。キャンプ場を囲むように一棟貸しのかわいいキャビンが並んでいます。
ロッジは朝食付きもしくは2食付きのプランとなっているのに対し、こちらは素泊まりも可能。敷地内にあるキッチンスペースやバーベキューエリアを使って、自分たちで料理を楽しむこともできます。
外観は同じように見えるキャビンですが、内装は3タイプが用意されています。もっともシンプルなのは家具がないミニマムなエコタイプ。寝具などもない分広々としており、自分たちのアウトドアギアを使って楽しむことができます。
これに対して室内をリノベーションしているのがコンフォートAタイプとBタイプ。ともに寝具が用意されているほか、電源もあり、より過ごしやすい空間になっています。
Aタイプは2段ベッドような仕様。家族やカップルなどで過ごすのにぴったりなタイプです。
Bタイプのベッドはカプセル仕様。仲間といっしょに楽しみつつ、ちょっとしたプライベート空間は確保したいというときにオススメです。
ちなみにトイレなどはキャンプエリア併設のトイレ棟を利用する形ですが、こちらももちろんリノベーション済みです。
便利さも十分のキャンプサイト
そして、アウトドアをしっかり楽しみたいという人はキャンプを! フリーサイトとオートサイトの2種類を選べます。
白樺の林に囲まれたキャンプエリアは、開放感抜群。アウトドア気分を味わえると同時に、ロッジの温泉やショップなども利用できるので便利で快適です。
ワークステーションやアクティビティも
このほか、敷地内には10月オープン予定のワークステーションも。キッチンスペースやフリースペースがあり、ワークショップや合宿などいろんな用途に使えます。
また、モーニングヨガや、キャンプギアを制作するクラフト体験、地元の食文化に触れる体験ツアーなど、今後いろんなアクティビティも行われる予定。自由に過ごすのはもちろん、さらにいろんな体験ができるスポットになりそうです。
蓼科湖畔は見事な紅葉も楽しめるエリア。この秋は、紅葉に囲まれる蓼科の新スポットで過ごしてみてはいかがでしょう?