夏といったらかき氷! ということで、八ヶ岳エリアのかき氷を食べ歩くこのシリーズも3回目。今回は北杜市須玉町にあるカフェ 明治学校へうかがいました。
ここは明治・大正・昭和時代のそれぞれの学校校舎が並ぶ三代校舎ふれあいの里の一角にある施設。歴史資料館でもある明治校舎の一角がカフェになっているんです。明治時代の学校校舎を使っているとあって、カフェ内もレトロでとってもかわいいんですよ。
そんなカフェ 明治学校にも夏はかき氷が登場しています。このエリアではおなじみ蔵元八義さんの天然氷に、オリジナルのシロップをかけた夏の定番メニューです。
もちろんシロップも北杜市内で採れたフルーツを使ったものがたくさん。大泉産のイチゴや津金産のブルーベリーなど、地元の旬がシロップになっています。
今回は今が旬のブルーベリーと、ちょっと珍しい米麹甘酒のシロップをチョイス。ブルーベリーには自家製練乳、甘酒には小豆をトッピングしました。
このカフェのかき氷の特徴のひとつはシロップが別になっていること。自分の好みに合わせた量をかけられるので、味の調整ができるのが嬉しいですね。
それにしてもシロップがたっぷり! かき氷もたっぷりサイズとはいえ、こんなに使わないんじゃないかなと思いながら、かけて食べていきます。
口に運ぶとまず氷のきめ細かさが印象に残ります。これまで蔵元八義さんとエイトマーケットさんのかき氷を食べてきましたが、このお店の氷はちょうどその2店の中間のような食感。氷感を残しつつ、口の中でふんわりと溶けていきます。涼しさと繊細さを両立する絶妙なバランスですね!
そして、「量が多いのでは?」と思ったシロップですが、ブルーベリーは果実の甘さという感じで、べたべたしていないさっぱりめのテイスト。練乳も上品な甘さなので、これはたっぷりかけてもちょうどいいくらいです。
また、氷の量も多めですが、二重構造の器を冷やして使っているため、最後まで氷が溶けずに食べきれました。シロップがあとがけなので、少しずつかけていけばシロップで溶けてしまって底にたまることもありません。
気になっていた米麹甘酒のシロップはというと……これも合う! 実はスタッフは普通の甘酒の重いテイストがちょっと苦手なので、これもどうだろうと思っていたのですが、このシロップはすっきりとした口当たり。後味にはお米の香りが広がります。やはり甘さ控えめの小豆とは相性抜群ですね。
ちなみになぜ甘酒のシロップなんてメニューがあるかというと、ここ津金エリアはお酒の原料となる好適米の産地でもあるから。山梨の老舗酒蔵である「七賢」こと山梨銘醸さんも津金産のお米を酒造りに使っているんだそうです。そんな縁もあって生まれたのが七賢の米麹甘酒のシロップなんです。
レトロな雰囲気を楽しみながら休憩できるカフェ 明治学校。かき氷は秋の連休、9月24日ごろまで食べられます。9月ごろには巨峰のシロップなども追加される予定だそうです。かき氷を食べながらゆっくりひと休みしたいときにピッタリですよ!
[八ヶ岳のかき氷食べ歩きシリーズ]
[カフェ 明治学校]
- 住所
- 山梨県北杜市須玉町下津金2963
- 営業時間
- 9:30〜17:00
- 定休日
- 水曜および年末年始(1〜3月=火・水曜)
- 電話番号
- 0551-20-7100
- 詳細ページ
- カフェ 明治学校 OPEN! «
http://tsugane.jp/meiji/cafe
カフェ明治学校 – ホーム
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