今週は週の頭から関東などで大雪になり、いろいろ大変な1週間でしたね。皆さん、ケガや事故などなかったでしょうか?
八ヶ岳エリアも冷え込みとともに各地で雪になり、雪景色が広がりました。冬らしい景色ですが、「今週末遊びに行こう」と思っている人は道路状況が気になるところですよね。
今回は週末お出かけする人向けに八ヶ岳エリアの道路状況をお伝えします。
韮崎市周辺(山梨県)は比較的安心
八ヶ岳エリアの南側に位置し、標高も低い山梨県の韮崎市周辺は、普段からそれほど雪が多くないエリア。今週はかなり降った方ですが、その後の除雪や天気もあり、道路の雪はほぼなくなっています。
昨日の木曜日の段階で、駅前や市役所周辺などの道を見ても、キレイに雪がなくなっていました。
清里など高原エリアは要注意
同じく山梨県の北杜市はというと、こちらもだいぶ除雪が進んでいます。清里のように標高の高い高原エリアも、「清里ライン」の愛称で知られる国道141号線などは大筋除雪されていました。
ただし、高原エリアはやはり気温も低いため、残っている雪の量も多め。日陰になっている場所などは雪が残っているところもありました。
また、路肩などに残る雪が多く、道幅が狭くなっているところも。路肩の雪は一見それほど怖くないように思えますが、日中溶けて水になると、夕方以降それが氷り、路面を凍結させたりもします。積もっていなくてもかなり注意が必要ですよ。
長野県側の高原エリアは雪が残る道も
北杜市からさらに北上していくと長野県の富士見町や原村に入ります。東京から続く主要幹線である甲州街道(国道20号)は水曜の段階でかなり除雪が進んでおり、運転しやすくなっていました。
諏訪市など諏訪湖周辺はもともと今週それほど激しく雪が降らなかったこともあり、基本的に市街地の道路の雪はなくなっています。
ですが、北側に位置し、標高の高い富士見町などは要注意。大通りから少し外れると雪が残り、アイスバーンになっている道も多く見られました。
これはさらに標高の高い原村や、蓼科高原などへ続く茅野市なども同様。大通りはかなりきれいになっていますが、日陰や小さめの道などは凍結などに注意が必要です。
特に原村や富士見町をつなぐ八ヶ岳鉢巻道路や、富士見町、原村から茅野へと伸びるエコーラインは水曜の段階でかなり雪が残っていました。八ヶ岳観光ではよく使われる主要道路なので、この週末このあたりへ遊びに行く人はお気を付けて。雪から数日経過し、道路状況もよくなっている部分があるかもしれませんが、雪が残っていると想定しておいた方がよいでしょう。
ちなみに、茅野市から蓼科方面に伸びるメルヘン街道や、車山高原方面につながるビーナスラインは、水曜の段階でだいぶきれいになっていました。ただ、茅野市周辺も大通りから外れると凍結状態の道路が多かったので、油断は禁物です。
とりわけ高原エリア付近は清里など同様、道路状況がよくないところが残っている可能性があります。
車でお出かけするならスノータイヤはマスト
天気自体は安定してきているので、今週末はお出かけにもよさそうな気配。道路状況も雪の直後だった水曜や木曜から徐々によくなってはきています。
ですが、基本的にこの時期は地元ならスノータイヤに履き替えていない車はありません。除雪された道路も、上でも触れたとおり、路肩の雪が溶けて凍結なんてこともよくあります。遊びに来るときは油断せず、スノータイヤなどの装備をして、安全運転でお越しください!
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