諏訪湖の御神渡、5年ぶりに発生! 下諏訪には目の前に見えるポイントも

諏訪湖の湖面が凍結し、大きな音とともに割れる「御神渡(おみわたり)」。冬の諏訪湖の風物詩であると同時に、厳しい寒さやさまざまな天候条件が重ならないと発生しないため、数年に1回しか見られない現象でもあります。

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5年ぶりの御神渡が発生!

そんな御神渡が、今年は見事発生! 2013年以来5年ぶりの発生で、昨日2月5日には御神渡を認定する八剱神社の関係者らによる御神渡り拝観式も行われました。

凍結した湖面に筋のようなものが通っているのがわかるでしょうか。これが御神渡です。(2018年2月6日撮影)

地元にいてもなかなか見ることができない現象とあって、週明けも諏訪湖畔には多くの人がやってきていましたよ。

目の前に御神渡が見られるスポットも

今年「御神渡」として正式に認定されたのは、「一之御渡り」「二之御渡り」「佐久之御渡り」の3本。特に「一之御渡り」は諏訪市側から岡谷市、下諏訪町と諏訪湖周辺の3市町にまたがるように大きく渡っています。

下諏訪町・赤砂崎公園から岡谷・諏訪方面へ走る御神渡の様子。(2018年2月6日撮影)

ハチ旅スタッフも今日確認に。湖畔近くを車で走っていてもうっすらと御神渡の筋が見えました。

じっくり見たいという人に特にオススメなのは下諏訪町の赤砂崎公園付近。ここは湖岸のすぐ近くに御神渡が通っており、せり上がった氷の様子を間近でハッキリ見ることができます。

赤砂崎公園から見た御神渡。きれいに筋が走っているのが見えました。(2018年2月6日撮影)

赤砂崎公園近くでは湖岸から1m程度のところに御神渡が見えます。目の前で亀裂を確認できますよ!(2018年2月6日撮影)

下諏訪駅からならタクシーが便利

赤砂崎公園は駐車場も広めなので、車で遊びに行くときも便利です。ただ、今日のように平日の昼間でも御神渡を見に来る人が多かったので、この週末はやや混雑があるかもしれませんね。

赤砂崎公園は比較的新しく、駐車場も広め。平日の今日(2月6日)も御神渡を見に来た人で賑わっていました。

電車の場合最寄り駅はJR下諏訪駅。駅から公園までは約2km前後と、歩いて歩けない距離ではありませんが、片道20〜30分程度はかかるので、タクシーを利用するのもいいでしょう。車なら駅から10分かからないくらいの距離です。

ちなみに、赤砂崎公園の近くには美肌の湯・ロマネットも。冷えた身体をゆっくり温めていけます。車なら至近、徒歩でも20分程度の距離ですので、凍結した湖面を見ながら散策していくのもいいかも!

御神渡はもうしばらく見られそう?

御神渡はその後の天候や気温によっても左右されますが、発生からしばらくはその様子を見られることが多いです。

実際、発生日からしばらく経った今日もかなりきれいにその姿を見ることができました。今週はしばらく冷え込みが続く見込みとなっているので、今週末あたりも見ることができるのではないでしょうか。

なお、凍結している諏訪湖ですが、湖面に出るのは危険ですので厳禁。湖岸から眺めるだけにしてくださいね。

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