今年も貴重な動物の姿を見ることができる季節が来ました。ニホンヤマネの冬眠です。
ニホンヤマネは体長8cmほどのリスやネズミに似た動物。本州、四国、九州のみで確認されている日本の固有種で、国の天然記念物にも指定されています。
山梨県北杜市もニホンヤマネの生息地のひとつで、2007年には市の動物にも指定されました。清里には清泉寮やまねミュージアムという、日本で唯一のヤマネの博物館があり、積極的に保護、研究を行っていたりもします。
愛好家も多いヤマネですが、なかでも冬眠に入る冬は熱い視線を送られます。身体を丸めて冬眠する姿はとてもキュートなんですよ。
そんな冬眠するヤマネの姿を、清泉寮やまねミュージアムで見ることができます。普段はヤマネの生体を展示していないのですが、この時期、冬眠が安定した状態になるとその姿を見ることができるようになります。
暖冬といわれる今シーズンも、昨年末に無事冬眠に。春を待ちながら眠るヤマネの展示がスタートしています。
ヤマネが途中で目覚めてしまった場合は展示中断となるので、絶対に春まで、とは言い切れませんが、おおよそ3月中旬ごろまで冬眠する姿を見ることができる予定です。
ミュージアムの営業は金曜から月曜までと、祝日のみ。冬だけの貴重な姿を、ぜひ見に来てください!
[冬眠ヤマネの特別展示]
- 展示期間
- 2020年3月中旬ごろまで
※ヤマネが目覚めた場合は中止。再度安定した冬眠に入った場合は再開。 - 開館日
- 金・土・日・月曜および祝日(11月〜3月)
- 開館時間
- 10:00〜16:00
- 場所
- 清泉寮やまねミュージアム(山梨県北杜市高根町清里3545)
- 入館料
- 小学生以上=420円
- 詳細ページ
- 冬眠ヤマネ、はじめました。 | やまねミュージアム お知らせ | 公益財団法人キープ協会
http://www.keep.or.jp/place_event/yamane/news/2019/12/post-49.php