緊張感のある春となってしまっていますが、今年も八ヶ岳は桜の季節を迎えています。
今年は暖かい日が続いたため、例年より早く開花、見ごろを迎えるスポットが多いです。新型コロナウイルスの影響を鑑み、イベントや出店などは中止になっているところが多いですが、スポット自体を封鎖している状況ではなく、そっと見ることは可能となっています。ただし、例年ほどではありませんが、人気スポットはそれなりに人出がありますので、お立ち寄りの方は手洗いや消毒など、感染予防に留意しつつ、静かな春を楽しんでいただければと思います。
山高神代桜(山梨県北杜市)
山梨県北杜市の春を告げる桜といえば、日本三大桜のひとつに数えられる実相寺の山高神代桜です。八ヶ岳周辺の桜では開花が早く、4月上旬に開花から見ごろを迎えています。
今年は先週の段階で満開の報告が出されており、現在まさに見ごろとなっています。
ハチ旅でもお伝えしたとおり、今年は恒例の神代桜まつりは中止となっており、出店などは出ておりませんが、境内には通常どおり入ることができます。
なお、例年神代桜まつりの期間中は駐車場が有料になっていますが、今年は桜まつり中止に伴って普段どおり無料になっています。ただし、やはり週末など中心に混み合うことも多いのでご注意ください。
開花状況などは実相寺のホームページでも発表されていますので、そちらもご確認ください。
わに塚の桜(山梨県韮崎市)
八ヶ岳周辺でもっとも南側に位置する山梨県韮崎市は気温も高めで、桜の開花も早いエリアです。
そんな韮崎市の定番桜スポットがわに塚の桜。推定樹齢330年のエドヒガンザクラで、晴れた日は富士山や八ヶ岳をバックに咲く一本桜です。
今年は3月21日に開花宣言が出され、現在ちょうど満開となっています。今週末ごろまで楽しめるでしょうか。
また、わに塚の桜は例年有志がこの桜をモチーフにしたアクセサリーなどがつくられています。今年も「チェリーフォース」と名付けられた「わに塚の桜ペンダント」の新作が登場しています。
このほかにも、休耕田対策の一環としてつくられた「わに塚の桜米」など、桜にちなんだ商品がいろいろ。通販のほか、日によって現地出店もありますので、開花状況と合わせてブログをチェックしてみてください。
なお、わに塚の桜は例年ライトアップが行われていますが、今年は中止となっています。
韮崎市中央公園(山梨県韮崎市)
こちらは先週金曜の段階で2〜3分咲き。これからのお天気にも寄りますが、今週にかけて満開が近づいてきそうです。
広い公園なので、お散歩に来ている人もいましたが、コロナウイルス絡みで名物のミニSLなど一部施設は休止となっていました。
【関連記事】