新緑の木々が風にそよぎ、木漏れ日が美しいこの季節。八ヶ岳にも初夏の気配がやってきて、植物たちもどんどん芽や花を咲かせています。
そんな時期に開催されるのが「萌木の村ナチュラルガーデンマンス2025」。6月1日から6月30日までの1か月間、清里にある萌木の村・ナチュラルガーデンズMOEGIにて行われるイベントです。
“生物多様性の庭”で豊かな滞在を
ナチュラルガーデンズMOEGIとは、約1万坪の萌木の村敷地内に、完全無農薬・無化学肥料の手法でつくった広大な庭のこと。ランドスケープデザイナーのポール・スミザーさん監修のもと、日本の原生種を中心に、バラや多年草など700種越えの植物を育てているガーデンです。植物、昆虫、蝶、野鳥、爬虫類、地中微生物まで、すべてにやさしい安全なガーデンにはたくさんの生物が暮らしています。
そんなガーデンを会場にして、植物が一番いきいきとする時期に行われているのが「ナチュラルガーデンマンス」。6月7日、8日に行われる「MOEGIガーデンマルシェ」を皮切りに、ポール・スミザーさんが育てた苗やプロ仕様のガーデンツールを販売するPaul Smither Shopの限定オープン、ガーデンツアーなど、さまざまなコンテンツを通してガーデンで過ごす時間を満喫できるイベントとなっています。

Paul Smither Shop。
ポール・スミザーさんの講演会やオルゴール博物館でのコンサートも
また、ナチュラルガーデンズMOEGIを育てたポール・スミザーさんと村山力さんによる、「自然共生サイト」認定記念対談会も開催。このガーデンが認定に至ったポイントやその意義を語り尽くす会となっています。ナチュラルガーデンズMOEGIが目指す未来について、参加者も交えて意見を交換しながら行われる予定です。
そして期間中のオルゴール博物館では、ガーデンの四季折々の映像と多彩なオルゴール音楽を楽しむ6月限定のコンサート「Invitation to Natural Gardens MOEGI」も開催していますので、散策中に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
ガーデン一面に緑があふれる初夏の6月。芽吹いたばかりのパワーのある植物に囲まれて過ごすだけで、心も体もリフレッシュできます。八ヶ岳エリアに遊びに来た際は、「萌木の村ナチュラルガーデンマンス2025」に足を運んでみてください。
[萌木の村ナチュラルガーデンマンス2025]
- 開催日
- 2025年6月1日(土)〜6月30日(月)
- 場所
- 萌木の村(山梨県北杜市高根町清里3545)
- 詳細ページ
- https://www.moeginomura.co.jp/event/detail/naturalgardenmonth2025/