【八ヶ岳百景】冬の夜を彩る諏訪湖イルミネーション2020-2021スタート、今年は間欠泉のイルミも

八ヶ岳の日々の景色をおすそ分けする「八ヶ岳百景」。12月に入っていよいよ冬本番を迎え、また景色も変わってきています。

八ヶ岳周辺は、そろそろいつ雪が降ってもおかしくはない季節ですが、積もるような雪は年明け後に降る年も多く、今年も今のところ人が暮らすエリアはまだ雪の季節を迎えていません。

そんなこの時期、冬の景色を彩るのはイルミネーションです。

諏訪湖畔を照らす恒例のイルミネーション

八ヶ岳エリアも11月下旬ごろから各地でイルミネーションが行われています。そんなひとつが長野県諏訪市で行われている「諏訪湖イルミネーション」です。

温泉旅館が建ち並ぶ諏訪湖畔の並木で行われているイルミネーションで、今年も11月21日からスタート。年明けの2月28日まで続きます。

イルミネーションに照らされた道を歩く人も多いです。

イルミネーションの場所は上諏訪温泉の一角。諏訪湖観光汽船さんの遊覧船乗り場などを目印に向かうとわかりやすいかもしれません。

会場となっているのは諏訪市湖畔公園周辺の並木。ここは上諏訪駅からも徒歩10分ほどと、アクセスのいい場所です。

日が暮れる17時から点灯し、21時30分まで、夜の湖畔散歩を彩ってくれています。

間欠泉を照らすイルミネーションと特別噴出も

そして、今年は初めてのイルミネーションも。諏訪湖間欠泉のイルミネーションと特別噴出です。

温泉街として知られる諏訪湖周辺で、1983年に温泉採掘中に噴出したのがこの間欠泉。当時は高さ50mまで温泉が噴き上がり、世界第2位の高さと呼ばれるほどで、噴出の際に周辺の道路などを濡らすこともよくありました。現在は自噴が止まってしまいましたが、コンプレッサーで1日5〜6回間欠泉の噴出が行われています。

そんな間欠泉が、今年はイルミネーションとともに、日没後の特別噴出を行っています。

諏訪湖間欠泉センターにある噴出口が毎日17時30分から5分間カラフルにライトアップされ、普段は行われていない特別噴出が行われているんです。

スタッフが足を運んだ日も光と湯けむりのコラボレーションを見ようと足を運んでいる人たちがいました。

また、イルミネーションや間欠泉の向こうには対岸の街の灯。これもきれいな景色です。

諏訪湖畔から見た対岸の夜景。水面に映る街の灯も美しいです。

冷え込む季節ですが、この時期だからこそ見ることができる諏訪湖畔の景色。近くに足を運ぶことがあれば、暖かくしてお散歩してみてください。

[諏訪湖イルミネーション2020−2021]

開催期間
2020年11月21日(土)〜2021年2月28日(日)
点灯時間
17:00〜21:00
場所
上諏訪温泉諏訪湖畔(諏訪市湖畔公園付近の並木)
詳細ページ
https://www.suwakanko.jp/illumination2020-2021/

[諏訪湖間欠泉特別噴出]

実施期間
2020年11月21日(土)〜2021年2月28日(日)
噴出時間
17:30〜5分程度
場所
諏訪湖間欠泉センター(長野県諏訪市湖岸通り2-4-208-90)
詳細ページ
https://www.suwakanko.jp/illumination2020-2021/

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