新型コロナウイルスの影響で、今年は年末年始も普段とは少し違う形で過ごす人も多いでしょう。年始に欠かせない初詣も、どういう形がいいか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんななかで、長野県の諏訪地方では初詣の定番である諏訪大社からは「分参」のお願いが出されています。
日本最古の神社のひとつ、諏訪大社
諏訪大社は、諏訪湖周辺に上社本宮、上社前宮、下社春宮、下社秋宮の4つの社をかまえる神社。日本最古の神社のひとつに数えられるほどの長い歴史を持ち、地域での信仰はもちろん武家から軍神として崇められたこともあり、全国に信仰が広がっている神社です。現在全国に1万社以上の分社があり、その総本社として信仰を集めており、例年は三が日も県内外から初詣の参拝者が訪れます。
今年は春先から授与所を一時閉所。7月から対策を行いつつ、少しずつ平常に近づけていました。
三が日や土日祝日を避けた「分散参拝」をお願い
そんななか、初詣についても先日「分参=分散参拝」のお願いが出されました。
初詣で多くの人が求める縁起物は12月20日から旧正月の2月12日まで用意するとのことで、例年多くの人が足を運ぶ三が日や土日祝日を避けてもらえるよう呼びかけています。
ご祈祷の人数や件数も制限されますので、年内に前倒したり、年始すぐの時期を避けつつ予定を組むとよいでしょう。ちなみに、郵送での新春祈祷も受け付けているので、大社に足を運べないという方などは、こちらを検討してはいかがでしょうか。
1年の無事や健康を祈る初詣。より安心して過ごせるよう、今年は分参や郵送での祈祷などを考えてみてください。
▶公式サイト:http://suwataisha.or.jp/
▶住所:上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山1
上社前宮 長野県茅野市宮川2030
下社春宮 長野県諏訪郡下諏訪町193
下社秋宮 長野県諏訪郡下諏訪町5828