日本酒「青煌」を使った生チョコレート、今年も「Patisserie TSUBO」で限定販売中

日本酒などの酒蔵も多い八ヶ岳エリア。日本酒好きで、八ヶ岳に好きな酒蔵がある人もいるのではないでしょうか。

そして、酒蔵さんの味を楽しめるのはお酒だけではなかったりします。お酒以外に酒粕や甘酒などのノンアルコールのドリンクのほか、お菓子などいろんな形で日本酒を使った商品もつくられています。

そんなひとつが武の井酒造さんの日本酒「青煌」を使ったチョコレートです。

150年以上続く八ヶ岳の伏流水を使った酒蔵・武の井酒造

武の井酒造さんは、慶応年間から150年以上続く山梨県北杜市の酒蔵さん。八ヶ岳の伏流水を仕込水に使って日本酒づくりをしており、長年愛されてきた「武の井」に加え、2007年に販売開始された「青煌」が人気を博しています。

山梨県北杜市高根町にある武の井酒造さん。初代武左衛門の名と、八ヶ岳の伏流水が湧く井戸から「武の井」の名前が付けられたそうです。

ちなみに、発酵に必要な酵母として花からとった花酵母を使っているのも特徴なんですよ。

ふんわりと香る青煌の香りがたまらない生チョコレート

そんな武の井さんの「青煌」を使った生チョコレートが、毎年期間限定でつくられています。同じ山梨県内にある甲府市の洋菓子店・Patisserie TSUBOさんとのコラボでつくられている「青煌の生チョコレート」です。

Patisserie TSUBO。

Patisserie TSUBOさんは山梨の食材や季節の旬な果物を使ったケーキが人気な洋菓子店。武の井酒造の杜氏である清水紘一郎さんによると、Patisserie TSUBOさんからコラボのお誘いがあったのがきっかけなんだそうです。

「4年前にPatisserie TSUBOの坪川さんが料理研究家の守屋若菜さんに相談し、おふたりで弊社にお越しくださいました。そこで何かタッグを組んでできないかということで、日本酒を使ったチョコレートづくりが実験的に始まりました」(清水紘一郎さん)

Patisserie TSUBOさんは毎年研究を重ねており、清水さんも「今年は今まで一番いい仕上がりだと思います」と太鼓判を押しています。特徴はなんといってもふんわりと香る「青煌」の香りですが、生チョコレートの口どけの滑らかさや軽くローストされたヘーゼルナッツの香ばしさが見事に調和した味になっているそうです。

販売はPatisserie TSUBO限定!

このチョコレートは、「Patisserie TSUBO」さんでの限定販売。おそらく4月末ごろまでは販売が続く見込みとのことですが、状況などにもよるので確実に食べたい人は3月中にお店に足を運ぶといいでしょう。

なお、武の井酒造さんではチョコレートの販売は行っていないのでその点はご注意ください。

[青煌の生チョコレート]
▶販売期間:2021年4月ごろまで見込み
▶価格:5個入り=1,200円
▶販売場所:Patisserie TSUBO(山梨県甲府市古上条町11-1-102)
▶Patisserie TSUBOサイト:https://patisserie-tsubo.com/
▶武の井酒造サイト:http://takenoishuzo.jp/
※蔵ではチョコレートの販売は行っていません

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