4月に入って八ヶ岳エリアにも桜前線がやってきています。山梨県側、北杜市の標高が低めのエリアはすっかり桜の季節に。
日本三大桜のひとつ、実相寺の山高神代桜も今週満開を迎えています。
山高神代桜は日本最初の国指定天然記念物でもある国内最古級の桜。樹齢1800年から2000年といわれ、12m近い幹から左右に枝を伸ばして見事な花を咲かせています。例年の見ごろは4月初旬ごろからで、今年もおおよそ例年どおりくらいの開花となりました。
4月に入るころには満開宣言が出ており、例年だとそろそろピークを過ぎるころですが、今年は4月に入ってから寒い日も多かったため満開期間が長め。今週水曜、4月6日に見に行ったときはまだまだ満開といった状況でした。今週末ごろまでは美しい姿を楽しめそうです。
なお、桜の季節は実相寺は有料の臨時駐車場が設けられているので、車で足を運ぶ場合はそちらをご利用ください。
長野県側は来週ごろから徐々に見ごろに?
一方、北側の長野県エリアはこれからが桜シーズン。今年はしばらく寒い日が続いたため、なかなか開花が進んでいませんでしたが、今週一気に温かくなったため、標高800m前後の諏訪湖周辺エリアは開花が進みはじめました。
諏訪湖近くの桜名所、高島城公園は今日4月8日時点でチラホラと咲き始めた桜が目につくようになっています。
全体としてはまだまだですが、街中でもそこかしこに咲き始めた桜が見られるようになっているので、来週には各所で見ごろを迎えそうです。
標高1000m前後の高標高エリアも、この後順次桜のシーズンを迎えていきそうです。