【雨の季節の旅のしおり 蓼科編】日本一高い場所の水族館など、家族で楽しい雨の旅

6月に入り、湿った空気が漂う梅雨の時期になりました。雨の日の少し静かな森や街の様子も、木々に落ちる粒の雨音も趣がありますが、旅をするにはちょっと不便なところもありますよね。

ですが、八ヶ岳エリアには雨の日でも楽しい旅ができるおすすめスポットがたくさんあります。雨の日の八ヶ岳旅のおともに、ハチ旅・スタッフから「梅雨の季節の旅のしおり」をお届けします。

今回ご紹介するのは、白樺湖や車山高原が広がる高原リゾート地、蓼科エリア。

日本一標高の高い「天空水族館」

最初にご紹介するのは、日本一標高の高い場所に位置する水族館「蓼科アミューズメント水族館」です。標高1,750mにギリシャ神殿をイメージして建てられたこの水族館は、南米アマゾンや世界各地より集められためずらしい魚たち数千匹が遊泳しています。

ここは世界の淡水魚を集めた淡水専門の水族館で、世界最大級の淡水魚「ピラルク」を間近に観られますよ。
土日であれば「飼育員による巨大魚の餌付けと解説」のコーナーもあり、巨大魚の迫力ある捕食シーンを観ることもできます。

また、「蓼科アミューズメント水族館」では、アートアクアリウムの前進とも言える水槽の外側のデザインが特徴的。サーカスのテントのような水槽「レインボーパレス」エリア、全長30mの巨木に埋め込まれた水槽「グレートマウンテンツリー」エリア、ログハウスのペンション村のような水槽「ログストリート」エリアをはじめ、合わせて7つのデザインが楽しめるんです。

そして、なんとこの水族館には屋根付きのドックランがついていて、ペットも入館可能。いっしょに水族館を楽しむこともできますし、雨の日でもドックランでわんちゃんを遊ばせることもできます。

大人も子どもも、そしてペットとも楽しめる「蓼科アミューズメント水族館」、ぜひ訪れてみてくださいね。

[蓼科アミューズメント水族館]
開館時間 平日=10:00〜17:00(入館受付=16:00)、土日祝=10:00〜17:30(入館受付=16:30)
定休日 毎週木曜(祝日は営業)
場所 長野県茅野市北山4035-2409
料金 [一般入館料] 大人=1,500円/小学生=860円/幼児(3歳以上)=430円/2歳以下=無料/ペット=310円/ドックラン=+210円
HP https://www.tateshina-aquarium.jp/

白樺湖に11,000体のテディベア⁉︎

次にご紹介するのは、「蓼科テディベア美術館」です。世界最大規模を誇るテディベア美術館として信州・白樺湖畔に佇み、世界各地から集めた”11,000“体あまりのテディベアを観ることができます。

イギリスのロンドンを旅立ったテディベアたちが、白樺湖にたどり着くまでに世界中を旅したお話の場面を再現していて、世界15か国・18のテーマに沿って巨大ジオラマとして展示されているんです。優しい表情のベアたちが織り成す幸せな風景に癒されます。

また、「蓼科テディベア美術館」のコンセプトは「見て・遊べるアミューズメントスポット」。子どもから大人まで全世代で楽しめるミュージアムになっています。

 展示内に隠されたクマやアイテムを探すイベント「さがせゲーム」や、現在ギネス認定「0.8mmの世界最小ベア」などのミニチュアベアコレクションほか、等身大のキリンやゾウなどのぬいぐるみを展示した「蓼科の森動物園~テディベアとその仲間たち~」も人気のエリアです。テディベア関連の商品を1500点以上取り揃えているショップでお気に入りのグッズを見つけてみてはいかがでしょうか。

美術館ですが、館内での写真やビデオ撮影も可能となっているので、可愛いベアたちと旅する世界をカメラに収めることができます。雨の日でも、思い出づくりやインスタ映えまでバッチリですね!

[蓼科テディベア美術館]
開館時間 9:00〜17:00(最終入館受付16:30)
定休日/ 無休(展示品管理等による休館日もあり)
場所 長野県北佐久郡立科町芦田八ヶ野1522
料金 大人=1,400円/小人=800円/幼児500円
HP https://1027.jp/

癒しの天然日帰り温泉と地元食材美食エリア

最後にご紹介するのは、「おとなしリゾート」です。ここには、音無川の渓谷に佇む天然日帰り温泉「音無の湯」、レストラン「FARMER’S TABLE」、とうふ屋「蓼科加七茂」の3つが楽しめる施設です。

「音無の湯」は特に女性に人気の美人の湯。自噴天然温泉の源泉は炭酸成分を豊富に含んでおり、体の芯への効能が高く、「温まる美肌の湯」と呼ばれています。露天風呂では、音無川渓流のせせらぎとともに大自然に包まれるひとときを過ごせる天然温泉です。

とうふ屋「蓼科加七茂」の加七茂とうふは、地下250mから自噴する蓼科の天然水を使用してひとつひとつ丁寧に手づくりされたもの。長野県産丸大豆ナカセンナリを惜しみなく使い、沖縄天然にがりと混ぜ合わせてつくられた加七茂とうふの糖度は、桃よりも甘い15〜16度! お塩をひとつまみかけて、口に広がる大豆本来の甘さを味わうのがおすすめの食べ方です。お隣のレストランでは「蓼科加茂七すくいとうふの盛り合わせ」もいただけますよ。

レストラン「FARMER’S TABLE」では、地元食材を中心に環境に優しくおいしい料理を提供しています。蕎麦打ち職人による自家製の本格手打ち蕎麦や、信州福味鶏の親子丼、加七茂どうふの麻婆丼ほか、さまざまなメニューが用意されていますよ。

スイーツやドリンクメニュー、地ビールなどのアルコールも充実しているので、お風呂上がりの一杯やお茶タイムにも。

ゆっくりと温泉に浸かりながら雨音に耳を傾ける静かな時間。「おとなしリゾート」で過ごす穏やかな1日をぜひ体験してみてください。

[おとなしリゾート 音無の湯]
開館時間 11:00〜20:00(最終受付19:00)
定休日 火曜日・水曜日
場所 長野県茅野市北山2977-1
料金 大人=800円/小人=450円/未就学児=無料
HP  https://otonashinoyu.jp/

雨の蓼科も1日楽しく!

蓼科エリアのスポットを3つご紹介してきました。

自然のなかで過ごす時間は八ヶ岳の大きな魅力。でも、雨の日でも楽しめる場所もたくさんあります。

雨の日の蓼科で過ごす1日には、「梅雨の季節の旅のしおり」を持ってお出かけください。

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