八ヶ岳の麓、長野県原村。ここには夏の間だけ、星空のもとに開館する映画館があります。毎年恒例の夏の大イベント「星空の映画祭」です。
八ヶ岳自然文化園の特設ステージで、日が沈み真っ暗になった広場に巨大スクリーンが設置され、映画が上映されるこの野外映画祭。1981年にスタートし、2007年に一度その幕を閉じましたが、この映画祭を惜しむ有志によって2010年に復活。以後、有志の実行委員会によって運営されています。
今年の開催は8月6日から8月20日までの14日間。上映作品は『すずめの戸締まり』、『トップガン マーヴェリック』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』など、公開したばかりの作品を含め話題作、注目作9本が日替わりで上映されますよ!
また、広場には「星空屋台村」が登場しキッチンカーが並びます。映画祭では飲食も可能なので、フードや飲み物を持ち込んで映画を見ながら食べることも。「ごはんは上映前や上映前後にゆっくり食べたい」という人には、会場の八ヶ岳自然文化園内のレストラン・デリ&カフェ「K」もおすすめです。
前売り券は7月6日から、防寒対策も
「星空の映画祭」の前売り券は7月6日からチケットぴあ、取扱店舗で販売を開始します。とても人気のイベントですので、見たい作品が決まったら事前に前売り券の購入をしておくのがオススメですよ。
また、真夏のイベントですが標高1,300mの高原の夜は想像以上に冷えます。8月の原村の最低気温は平均で17.6度(1991年〜2020年統計平均/気象庁データより)。夜は20度を切ることが多く、秋口くらいの感覚になります。特に野外映画祭は長時間座りっぱなしで身体を動かさないので、鑑賞の際は防寒対策をしっかりして行きましょう。
最新作から話題作まで9本の予告編をチェック!
〈上映作品予告編まとめ〉
○『すずめの戸締まり』
○『トップガン マーヴェリック』(字幕版)
○『銀河鉄道の父』
○『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』
○『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(字幕版)
○『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(字幕版)
○『劇場版 荒野に希望の灯をともす』
○『切腹ピストルズ参上!』
○『NOPE ノープ』(字幕版)
真夏の夜にだけ開催される、星空に手が届きそうな秘密の場所。天気や環境によってはまるで映画の世界に飛び込んだかのような気分になったり、野外映画館ならではの体験ができることも。
今年の夏は、原村の森の映画館に足を運んでみてくださいね!
[星空の映画祭]
- 開催日
- 2023年8月6日(日)〜8月20日(日)
- 時間
- 上映開始=20:00(開場/受付=19:00)
- 場所
- 八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村17217–1613)
- 前売り券申し込み開始日
- 2023年7月6日(木)
- 前売り券販売店
- チケットぴあ、八ヶ岳自然文化園、茅野新星劇場 他
- 料金
- 前売り券/大人=1,300 円、子ども=500 円(販売は8月5日まで)
当日券/おとな(高校生以上)=1,500円 / こども(小・中学生)500円 - 詳細ページ
- https://www.hoshizoraeiga.com/