森のなかで過ごす一夜…五感まるごとで楽しむオールナイト野外映画フェス『花束みたいな恋をした』など38作品上映、キャンプサイト追加販売も!

10年後にふと思い出してしまうような、とっておきの一日を

八ヶ岳の森の奥、夜空のもとで一夜限りの野外映画イベントが開催されます。山梨県白州・尾白の森名水公園「べるが」にて行われる「夜空と交差する森の映画祭」です。

2014年からはじまり今年で10周年を迎えるこのイベントは、大切な人と穏やかな時間が過ごせる、五感まるごとで楽しむ野外映画フェスです。

最大の特徴は日本初のオールナイト野外映画フェスであること。当日のお昼すぎから翌日の朝まで映画上映以外のイベントも続くので、一日中たっぷりと森のなかで過ごすことができます。お昼にはマルシェやワークショップ、映画上映までの明るい時間にはDJがセレクトする音楽が流れ、暗くなると映画三昧、夜はテントサイトでのキャンプやバンガローでの宿泊、太陽が昇る頃には長時間の上映でこわばった体をほぐす「夜明けのヨガ」なんかもありますよ。

『花束みたいな恋をした』『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』など38作品上映

今年の上映作品は5本の長編作品と33本の短編映画。長編映画は『花束みたいな恋をした』、『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』、『スパイダーマン:スパイダーバース』、『カメラを止めるな!』、『パディントン2』の5本。短編映画では、ドラマやコメディ、アクション、アニメなどさまざまなジャンルの個性豊かな作品が上映されます。

『花束みたいな恋をした』

『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』

『スパイダーマン:スパイダーバース』(上)、『パディントン2』(左下)、『カメラを止めるな!』(右下)

森のなかで自分らしく過ごすひととき

当日の会場は楽しみ方や世界観の異なる3つのエリアに分けられています。

「夜ふかし天文台」エリア

長編映画やステージ企画を朝まで楽しめるのが「夜ふかし天文台」エリア。長編映画の上映や、映画音楽の生演奏のほか、太陽が昇ってからの「夜明けのヨガ」までオールナイトで楽しめます。このエリアには、短編映画のキャストや制作陣、イベントのスタッフなどゲストを招いた交流型休憩所「スナックよぞら」や、公式物販ブース「夜空と星の雑貨店」も開かれますよ。

「音色の森」エリア

森のなかに広がるのは「音色の森」エリア。長く伸びた森の木々の間に3つのスクリーンが立てられ、それぞれで短編映画が上映されています。夜が明けるまでの間に同じ作品が複数回上映されるため、その時の気分や状況に合わせて好きな作品を鑑賞できるんです。

「おもかげ交差点」エリア

「おもかげ交差点」はマルシェやフードブースが集まるエリア。エリア内のガラスドームのなかで靴を脱いだり、椅子に腰かけたりしながらのんびり過ごせます。ここでは子どもと一緒に楽しめる「パディントン2」を上映予定とのことですのでお楽しみに! そのほかにも、このエリアには飲食や物販、ワークショップなどを楽しむ「まどろみ横丁」や、キャンプやバンガローでの宿泊を行う「ゆめうつつ路地」もあります。今回出店するのは、9つの物販・ワークショップと7つのフード。フードブースでは、キューバサンドや、横浜の老舗ショコラトリー「BLUE CACAO」のカカオドリンクが楽しめます。そして、今年の森の映画祭オリジナルクラフトビールは「BRIGHT BLUE BREWING」とのコラボで「夜空とカルダモンのヴァイツェン」ビールを販売予定です。

「ゆめうつつ路地」では、17時半から翌朝5時まで「焚火のじかん」のエリアが登場。高原の少し肌寒い夜に、焚火を囲んでゆったりとしたひとときを満喫できますよ。

8月18日までならお得な早割が!  テントサイトチケットの追加発売も

この映画祭に参加するためのチケットはオンラインで購入することができ、8月19日から通常チケットの販売が開始します。今なら、8月18日までのお得な早割チケットも販売中ですよ!

また、売り切れていたテントサイトの宿泊チケットや、名古屋発の直行バスツアーのチケットも追加発売が決定。会場徒歩1分の場所にある臨時キャンプサイトチケットも販売がスタートしました。新宿から会場までの直行バスツアーのチケットもまだ用意されていますので、今からでも参加可能です。

手ぶらで来てもキャンプができたり、オールナイト明けでも安心して帰路につけるので、遠方からお越しの方はチェックしてみてくださいね。さらに、小淵沢駅発のシャトルバスも運行されます。電車でお越しの方は忘れずに往復券を買っておきましょう。

一晩では足りないくらい色々な楽しみ方があるこのイベント。心地よい疲労感とともにオールナイトを満喫するのもよし、好きな時にホテルやキャンプに戻るのもよし、いろんなエリアを行き来して楽しむのもよし……。森で過ごす特別な時間が、みなさんにとって、とっておきの1日になるように。「夜空と交差する森の映画祭」で、秋のはじまりに素敵な思い出をつくりませんか?

当日のタイムテーブル

[夜空と交差する森の映画祭 2023]

開催日
2023年9月23日(土)オールナイト開催
時間
開場・受付開始=13:00、上映開始=18:30、上映終了=5:00、飲食終了・閉場=6:00、宿泊者(キャンプ・バンガロー)チェックアウト=10:00
場所
白州・尾白の森名水公園べるが(山梨県北杜市白州町白須8056)
料金
入場券/早割チケット=10,800円、オリジナルタンブラー付き早割チケット=12,800円、通常チケット=12,800円
交通手段/新宿発=直行バスツアー=9,800円、名古屋発直行バスツアー=12,800円、小淵沢駅発シャトルバス往復券=3,000円、バイク駐輪券=2,000円
宿泊/小さなテントサイト利用券(2.5m×2.5m)=3,000円
チケット申し込み
https://forest-movie-festival.jp/ticket.html
詳細ページ
https://forest-movie-festival.jp/

SPOT INFORMATION

白州・尾白の森名水公園べるが

森と水で遊べる自然のなかの公園。尾白川えん堤やウォータースライダーなどは、夏にかけてたくさんの親子連れで賑わいます。園内にはキャンプゾーンやコテージもあるので、泊まりで遊ぶのもオススメです。
アウトドアクッキングや農業体験といった体験型のプログラムも楽しめますよ。
また、雨の日でも遊べる屋内施設もあり、いつでも楽しいスポットです。

住所
山梨県北杜市白州町白須8056
電話番号
0551-35-4411
詳細ページ
山梨県 白州・尾白の森名水公園「べるが」
http://www.verga.jp/

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