七賢「酒蔵開放2024」20銘柄を飲み比べるきき酒や4人のシェフによるお料理、限定酒「蔵出し」も登場!

八ヶ岳エリアを代表する酒蔵のひとつである「七賢」こと山梨銘醸が行う、蔵開き「酒蔵開放」。今年もこの季節がやってきました。今回で44回目を迎える「酒蔵開放」は、年に1回、蔵出しの新酒の時期に合わせて開催されるもので、今年は3月15日から17日にわたって行われます。

限定酒「蔵出し」の販売やきき酒、酒粕や調味料など七賢の商品を購入できる特設売店、日本酒セミナー、伝奏蔵や行在所の見学など、七賢の魅力をたっぷり体験できる特別な3日間です。

20銘柄を試せるきき酒や料理人が集う「Chef’s Area」など

「酒蔵開放」では、お酒好き必見の催しが盛りだくさん。特に毎年人気なのはきき酒。七賢のお酒20銘柄をすべて1杯ずつ試飲することができるんです。

きき酒には、この時期だけの限定酒「蔵出し」ももちろん登場。「本醸造 無濾過生原酒」はろ過も火入れもしていないため、搾ってすぐに手元に届けられるからこそいただける、1年に一度だけの貴重なお酒です。お酒に合わせておつまみの盛り合わせの試食もあるそうですので、そちらもお楽しみに。

また、北杜市の若手生産者による七賢マルシェや、北杜市を中心とした料理人たちによる蔵開き特設Chef’s Areaなどもあります。Chef’s Areaには、小淵沢の秀よし、大泉のProsciutteria Morimoto、白州のPOS kitchen Somewhere、韮崎の発酵とエスニック酒場 ねこのスプンが出店。飲食スペースにて、地元の食材を使ったシェフの料理と七賢の日本酒のペアリングを楽しめますよ。

蔵の歴史からお酒づくりを学ぶ

そして、味わうだけでなくお酒づくりを知ることができるのも「酒蔵開放」の魅力。期間中は、蔵元十三代目・北原対馬さんによる日本酒セミナー、北原家所有の美術品や郷土資料が展示されている伝奏蔵の見学、明治天皇がご宿泊されたという北原家母家の奥座敷・行在所の見学が開催されます。

行在所。

伝奏蔵。

日本酒セミナーでは、酒蔵見学と秘蔵酒のテイスティングに加え、レストラン臺眠にて発酵料理「臺眠御膳」もいただけますよ。

伝奏蔵見学と行在所見学は1日2回ずつ開催され、日本酒セミナーは1日1回となっています。セミナーは各日10名の定員で事前予約が必要ですので、興味のある方はお早めにお申し込みください。

レストラン臺眠。

そのほかにも、長野県や山梨県で活躍するクラフト作家によるクラフト市や、甲州街道台ヶ原宿に伝わる民俗芸能「虎頭の舞」の披露など、さまざまな企画が用意されています。

七賢のお酒をはじめ、地域のおいしいものや素敵なものが集まる「酒蔵開放」。日本酒好きはもちろん、「お酒はそれほど……」という人でも、いろいろな楽しみ方ができるイベントです。ぜひ、遊びに行ってみてください!

[七賢 酒蔵開放2024]

開催日
2024年3月15日(金)〜3月17日(日)
時間
9:00〜16:00(最終受付=15:30)
場所
山梨銘醸(山梨県北杜市白州町台ヶ原2283)
試飲・試食チケット事前購入
https://shop.sake-shichiken.co.jp/products/217/
日本酒セミナー申込
https://shop.sake-shichiken.co.jp/products/207/
詳細ページ
https://www.sake-shichiken.co.jp/sakagurakaihou2024/

SPOT INFORMATION

山梨銘醸(七賢)

寛延三年(1750年)初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めました。現在の酒名「七賢」とは、天保六年(1835年)五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴したことに由来します。日本の名水百選に選ばれた甲斐駒ケ岳の伏流水を仕込み水、山梨県産の米や白州で育てた自社米、300年以上継承されている醸造法により、ここにしかないお酒を造り出しています。

住所
〒408-0312
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
電話番号
0551-35-2236
営業時間
9:00~17:00
定休日
駐車場
あり
詳細ページ
http://www.sake-shichiken.co.jp/

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