星が美しく見える場所として有名で「星降る里」とも呼ばれている長野県の原村。街明かりが少なく、頭上いっぱいに空が広がるこのエリアは星が綺麗に見えるスポットです。
そんな原村で恒例のイベント「星みる夜:はる」が八ヶ岳自然文化園にて開催されます。プラネタリウムで季節の星座について学び、そのあと実際に外に出て原村の星空を眺めながら星座を探すというプログラムです。屋外での星空観察では、原村の星に親しむ案内人、星のソムリエ、自然文化園の星博士が解説をしてくれます。
園内のライトを消灯し、レーザーポインターで星を追いながら星座を見つけていくうちに、だんだんと暗闇に目が慣れていき次々に星が現れてくる様子は感動ですよ。
冬から春へと移り変わる星座たち
ひしゃくの形をした北斗七星がひときわ輝く春の夜空。北斗七星を見つけたら、そこからカーブを伸ばしていくと見えてくるのが、オレンジ色をしたうしかい座のアークトゥルス、そしておとめ座のスピカです。またさらに伸ばしていくと4つの星が台形に並んだからす座があり、北斗七星からここまでのカーブを結んでできるのが「春の大曲線」と言われています。
そんな「春の大曲線」は4月27日の回に、5月18日の回には「春の大三角」を観測することができますよ。
また3月30日の回では、春の星座はもちろん、リオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンの3つの1等星を結んだ「冬の大三角」も観測することができます。冬から春への移り変わりの時期だからこそ楽しめる星空です。
ホットドリンクを片手に星空観察
当日はほかにも望遠鏡での観察、星空との記念撮影、星空写真展といったプログラムも。さらに、その日に見える星空の星図や、屋外での星空観察の際にはホットドリンクもプレゼントされますよ!
ちなみに3月と4月の開催日は月が出ていないので、明かりが少なく星が綺麗に見えるそう。逆に5月には半月より大きい月がでているので月の観察もできます。季節とともに移り変わる春の夜空を楽しんでみませんか?
[星みる夜:はる]
- 開催日
- 2024年3月30日(土)、4月27日(土)、5月18日(土)
- 時間
- 19:00〜21:00
- 場所
- 八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村原山17217-1613)
- 定員
- 各日20名程度
- 料金
- 大人(中学生以上)=2,000円、小学生=1,500円、未就学児=無料
- 申し込み
- https://www.jalan.net/kankou/spt_20363ee4592100694/activity/l000052FBD/?ccnt=planList-in&screenId=OUW2210&dateUndecided=1
- 詳細ページ
- http://www.yatsugatake-ncp.com/event/2375/