「星降る里」とも呼ばれている長野県の原村。街明かりが少なく、頭上いっぱいに空が広がるこのエリアは星が綺麗に見えるスポットです。
そんな原村で星を楽しむ恒例イベント「星みる夜:あき・ふゆ」が八ヶ岳自然文化園にて開催。10月26日、11月30日、12月21日の3回にわたって行われます。当日は、プラネタリウムを鑑賞して季節の星座について学び、そのあと実際に外に出て星空を眺めながら星座を探すというプログラム。屋外での星空観察では、原村の星空をよく知る地元ガイドの方の解説もありますよ。
ハチ旅スタッフも以前参加したことがありますが、特に驚いたのは園内のライトを消灯した瞬間。だんだんと暗闇に目が慣れていくと同時に次々に星が現れて、空いっぱいに輝いて見えるのは感動です!
天の川、秋冬の星座たち、土星や木星も!
夏から秋、秋から冬へと移り変わっていくので、見える星空が時期によって違うのも魅力のひとつ。10月は、夏の大三角、秋の四辺形、土星が観測できますが、11月と12月の会では秋の四辺形、冬の星座、土星、木星が観測できます。
秋の四辺形は別名“ペガススの大四辺形”とも呼ばれており、ペガスス座のマルカブ、シェアト、アルゲニブ、そしてアンドロメダ座のアルフェラッツを結んだもの。冬の星座といえば、オリオン座のペテルギウス、シリウス、プロキオンで結ばれた冬の大三角、おうし座のアルデバランなど有名な星座がたくさんあります。
さらに、土星や木星、お天気が良ければ天の川まで見ることも。ちなみに、11月の回はほぼ新月に近い三日月なので、月明かりも少なく星がよく見えるかもしれません。
星空の下であたたかいドリンクタイム
当日は星の観測だけでなく、望遠鏡での観察、星空との記念撮影、星空写真展といったプログラムも充実。さらに、星空を眺めながら楽しめるホットドリンクや、その日に見える星空のオリジナル星図のプレゼントも用意されています。
冷たく澄んだ空気になって空の透明度が上がり、星の輪郭がくっきりと見える秋と冬。1年のなかでも星が綺麗に見える時期ですので、ぜひ参加してみてください。
[星みる夜:あき・ふゆ]
- 開催日
- 2024年10月26日(土)、11月30日(土)、12月21日(土)
- 時間
- 19:00〜21:00
- 場所
- 八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村原山17217-1613)
- 料金
- 2,000円
- 詳細ページ
- http://www.yatsugatake-ncp.com/event/2554/