一夜限りの特別なレストラン、3月は蔵開き中の七賢に! 「Dining Hokuto」、台ヶ原で

自然が育てるさまざまな食材が集まる八ヶ岳エリアは、こだわりのレストランも各地に点在しています。そんななかでも特別な料理と旅があります。一夜限りのプレミアムディナー「Dining Hokuto」です。

「Dining Hokuto」は、八ヶ岳南麓、山梨県北杜市で開かれる料理と土地を楽しむ旅の企画。核となるのはフレンチレストラン「Terroir愛と胃袋」の鈴木信作シェフをはじめとした、北杜市のシェフによる特別なディナーですが、この旅ではその料理を生んだ北杜市という地域にも触れていきます。

たとえば、3月9日に開催される「Dining Hokuto」では、甲州街道沿いの宿場町・台ヶ原エリアへ。ちょうどこの日は台ヶ原で250年以上にわたって酒づくりを続けている酒蔵、「七賢」こと山梨銘醸さんの蔵開きが行われている期間なんです。テーマも蔵開きに合わせて「ひらく」となっています。

「七賢」こと山梨銘醸さん。

まずは蔵開きを行っている七賢さんの蔵へ。醸造責任者である北原亮庫さんの解説を聞きながら、普段はもちろん、蔵開きの期間中でもなかなか入ることのできない施設内を見学します。

酒蔵を見学したあとはいよいよプレミアムディナーの時間。七賢さんを会場に、「ひらく」をテーマにしたコースディナーを楽しみます。もちろん七賢さんのお酒とのペアリングもバッチリ楽しめますよ。

また、この日は特別ゲストも登場します。同じく台ヶ原に居を構える老舗和菓子店・金精軒の和菓子職人さんがやってきて、この日限りのプティフールを出してくれます。

信玄餅などで知られる金精軒さん。

ディナー後は解散となり、ここまでで終了とすることもできますが、オプションとして翌日に台ヶ原のまち歩きを楽しめるツアーも用意されています。

2日目は地元のお寺・自元寺で座禅の体験からスタートし、金精軒の社長・小野光一さんの案内でのまち歩き、金精軒でのティータイムなどを楽しみます。そして、最後は江戸時代からこの地域に伝わる「甲州台ケ原宿虎頭の舞」の特別公演も! 公演後はさらにまち歩きを楽しんだり、再度七賢の蔵開きを満喫したり、自由に楽しむことができます。

「甲州台ケ原宿虎頭の舞」。

台ヶ原宿のつるや旅館、延命の湯 スパティオ小淵沢での宿泊オプションも用意されているので、食と地域の旅をゆっくり満喫したい人は2日目までの参加がオススメですよ!

[Dining Hokuto view[台ヶ原]-ひらく-]

開催日
2019年3月9日(土)
※3月10日(日)のオプションツアーあり
時間
3月9日(土)=15:50〜20:00
3月10日(日)=7:50〜13:30
集合場所
3月9日(土)=七賢(山梨県北杜市白州町台ヶ原2283)
3月10日(日)=自元寺(山梨県北杜市白州町白須1364)
料金
18,000円
※2日目オプション=3,000円
※宿泊オプション=4,000円~10,260円
詳細ページ
Dining Hokuto view[台ヶ原]-ひらく-
https://www.facebook.com/events/393023298121250/

2019年3月9日、旧宿場町「台ケ原」にて開催! | Dining HOKUTO
https://dining-hokuto.com/event/11/

SPOT INFORMATION

山梨銘醸(七賢)

寛延三年(1750年)初代蔵元 中屋伊兵衛が、信州高遠で代々酒造業を営んでいた北原家より分家。白州の水の良さに惚れ込んで、甲州街道台ヶ原の地で酒造業を始めました。現在の酒名「七賢」とは、天保六年(1835年)五代蔵元 北原伊兵衛延重が、母屋新築の際にかねて御用を勤めていた高遠城主内藤駿河守より、竣工祝に「竹林の七賢人」(諏訪の宮大工、立川専四郎富種)の欄間一対を頂戴したことに由来します。日本の名水百選に選ばれた甲斐駒ケ岳の伏流水を仕込み水、山梨県産の米や白州で育てた自社米、300年以上継承されている醸造法により、ここにしかないお酒を造り出しています。

住所
〒408-0312
山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
電話番号
0551-35-2236
営業時間
9:00~17:00
定休日
駐車場
あり
詳細ページ
http://www.sake-shichiken.co.jp/

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