山梨県北杜市では年に1回、ことばについて考える学校が開校します。それが「金田一春彦ことばの学校」です。
金田一春彦先生といえば、国語学の研究者としてその名を知られる方。父の金田一京助先生をはじめ、数多くの言語学者を輩出している言語学一家の一員です。
実は山梨県北杜市はそんな金田一春彦先生が寄贈してくれた蔵書や資料を収めた金田一春彦記念図書館があり、金田一先生と縁を持つ地域なんです。
そんな北杜市で開催されている「金田一春彦ことばの学校」は、2000年に金田一春彦先生を校長に迎えてスタートしたイベント。毎回さまざまなテーマと講師の方を迎え、1日ことばについて考えたり、楽しんだりします。金田一春彦先生がお亡くなりになったあとも、金田一家の方をはじめ、さまざまなことばの専門家が登壇してお話をしてくれています。
20回目を迎える今年は8月31日に開催。「忘れがたきふるさと」と題して、方言川柳の表彰や方言教室、愛唱歌についてのお話、そして金田一秀穂先生とロバート・キャンベル先生というテレビ番組などでもおなじみのふたりによる対談が予定されています。
参加は無料で、事前申込制となっています。夏の終わり、日本語について改めて考えてみてはいかがでしょう?
[第20回金田一春彦ことばの学校〜忘れがたきふるさと~]
- 開催日
- 2019年8月31日(土)
- 時間
- 9:30〜16:10(開場=9:00)
- 会場
- 須玉ふれあい館(山梨県北杜市須玉町若神子521-17)
- 参加費
- 無料
※事前申込制 - 定員
- 400名
- 詳細ページ
- 「金田一春彦ことばの学校」開催のお知らせ – 月見里県 星見里市(山梨県 北杜市)公式サイト
https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/4517.html