北杜市長坂の人気のパン屋さん・べいくはうすフェアリーさんに秋限定のパンが登場したと聞いて、先日さっそくハチ旅スタッフも試してみました! 登場したのは栗を使ったパン「マロンツイスト」です。
名物はまるでシュークリームのような贅沢くりーむパン
フェアリーさんは2004年に京都から八ヶ岳エリアに移住してオープンしたパン屋さん。定番と季節商品を合わせて、常時60種類前後ものパンを販売しています。
なかでも看板商品ともいえるのが「くりーむパン」。一般的なクリームパン同様、パンのなかにクリームが入っているのですが、このクリーム、バニラテイストでトロットロなんです。バニラアイスでもちょっと高級なものにはありますが、バニラビーンズの黒い粒が見える贅沢なクリームなんですよ。
しかも、そんなクリームがたっぷり! 感覚的にはクリームパンというより、「パンでつくったシュークリーム」という印象に近いです。ボリューム感もたっぷり!
贅沢な生地に渋皮付きの栗が決め手!
さて、そんなフェアリーさんの季節商品が「マロンツイスト」。もともとチョコツイストやカルダモンとマジパンツイストといったツイストパンをシリーズで出しており、その派生として生まれたパンなんだそうです。
最初は「栗の甘露煮でパンを」という方向で試作していたのですが、なかなか栗の風味が出ず四苦八苦。そこで、渋皮付きの栗を使ってみたところ、栗の味や風味、色合いがうまく出て、ようやく完成したんだとか。
さっそくスタッフも試してみました。
まずびっくりしたのは生地! 別のハチ旅スタッフも「ケーキに近い印象」といっていましたが、パウンドケーキやしっとりめのシフォンケーキのようなインプレッションですね。
聞いてみると、この生地自体も贅沢なんです。通常、パンの生地には水が使われていますが、このパンは水を使わず、八ヶ岳牛乳とルースターさんの卵、バターのみでベースをつくっているんだそうです。それでしっとりとして柔らかい生地が生まれているんですね。
その生地に自家製マロンクリームを練り込み、さらに荒く潰した栗をイン! ふわっと栗の風味が感じられる味になっています。
甘さも上品で、紅茶などといっしょにひと休みしたいときに嬉しい味ですね。
ちなみに、素材がリッチで割と大きめサイズにもかかわらず、お値段は350円。「ちょっとお手頃すぎるのでは……?」と思わず心配になってしまいました。
マロンツイストは栗のある季節のみの商品ということで、11月いっぱいくらいまでの販売となる見込み。12月くらいまで続く可能性もありますが、材料次第なので、気になる人はお早めに!
なお、1日10個限定で午前中には売り切れてしまうことも多いとのことなので、どうしても食べたいという人は予約がオススメですよ。
[べいくはうすフェアリー]
- 住所
- 山梨県北杜市長坂町大八田354-2
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 月曜
- 詳細ページ
- べいくはうす フェアリー – ホーム
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