昨日の夜から今日2月1日にかけて、関東で雪の予報が出されていました。都心でも雪が降ったそうですね。
八ヶ岳エリアも昨日から今日未明にかけて広範囲で雪が降りました。この週末お出かけを予定しているけど道路状況が気になるという方も多いのではないでしょうか。2月1日の八ヶ岳エリアの積雪、道路状況をレポートします。
・主要幹線道路はおおむね除雪済み
・ただし日陰などは凍結・アイスバーンあり
・雪景色はきれいです
八ヶ岳エリアは全域降雪! 主要道路は基本的に除雪されています
1月31日の雪は広範囲である程度の量降りました。山梨県から長野県にまたがる八ヶ岳エリアは広く、エリアごとの標高差も大きいため、積雪量や状況は地域によって異なることが多いのですが、今回は山梨県の韮崎市から長野県の諏訪エリアまで全域で雪が積もった模様です。
南側に位置し、標高も低い山梨県韮崎市は高原エリアや北側の長野県に比べると量は少なかった様子ですが、やはりある程度の積雪がありました。
長野県の諏訪エリアや高原エリアの原村、山梨県北杜市の清里などは、スタッフが見た様子では10cm〜20cm前後の積雪でしょうか。朝は各地一面の雪景色でした。
そんな雪の八ヶ岳ですが、スタッフが見て回った限りでは、主要幹線道路はおおむね除雪作業がしっかり行われていました。さらに気温は低めでしたが、日中は日差しもあったことから、昼ごろには道路上の雪は溶けて、だいぶきれいになっているところが多かったです。
東京から長野県までつながる甲州街道(国道20号線)を走ってみると、基本的には雪かきが行われ、アスファルトが見える状態の区間がほとんどでした。
ただし、この時期にまとまった量の雪が降ると、全面的に雪がなくなるということはなかなかありません。甲州街道でも、日当たりのところなどは踏み固められた雪が残る部分もチラホラ。うっすら雪が残る部分も含め、2月1日時点では完全にドライなコンディションとはいえません。
こうした部分は、日中もある程度注意が必要ですが、夕方ごろからは気温が下がり、凍結、アイスバーン状になってきます。凍結すると滑ったりするだけでなく、うっすらできあがった轍にハンドルを取られることもあります。
特に夜間は見通しが悪く、雪や氷がないと思っていると、急にアイスバーンが現れるということも。地元の人たちはこの時期はもちろんスノータイヤ着用ですが、それでもこういう日は皆さんゆっくり、慎重な運転になっています。
高原エリア周辺は要注意箇所も
また、やや細い道や高原エリアに行くと雪が踏み固められ、アスファルトが見えない状況になっている区間もありました。この状態の道は日中でも轍にハンドルを取られることがあります。
たとえば、山梨県の小淵沢インターチェンジ付近や道の駅こぶちさわ周辺など、比較的車が多く通るところでも、森や林に囲まれていることもあって、雪が踏み固められた道が見られました。また、絶景スポットとして知られる清里の八ヶ岳高原大橋周辺、「清里ライン」こと国道141号あたりもところどころに残雪がありました。
小淵沢から清里にかけての道は、こうした場所が点在しており、注意が必要です。このあたりは高原エリアへつながる道も多く、坂道が少なくありません。登りもですが、下りの場合は特にスリップなどへの注意が必要。エンジンブレーキなどをうまく使い、スピードを落として通過しましょう。
駐車場などでもご注意を。各施設で雪かきを行っていることが多いので、こちらも多くは除雪されていますが、どうしてもうっすら雪が残っているというところも少なくありません。こちらも凍結・アイスバーン化していることがあります。傾斜があるところなどは特に丁寧な駐車を心がけるといいでしょう。
また、歩道は車道以上に雪が残る場所も少なくありません。車を降りたあとも点灯などには注意が必要です。この週末は歩きやすい靴、滑りにくい靴で遊びに来るのがオススメですよ。
この週末は雪景色や雪遊びも!
さて、雪に対する注意を案内してきましたが、怖いだけでなくきれいでもあるのが雪景色です。冠雪した山々はもちろん、真っ白になった森や街の景色はこの季節ならではの光景です。
各地の雪は徐々に溶けていきますが、この週末あたりはふかふかの雪が残っているところも多いでしょう。雪景色を楽しんだり、雪で遊んだりといった冬の醍醐味を味わいに、ぜひ週末遊びに来てください!