サスティナブル（＝持続可能な）というキーワードが世界中で語られるようになり、環境に負担をかけない仕組みや暮らしに注目が集まるようになっています。八ヶ岳エリアでもサスティナブルな暮らしを目指して実践する人や場所が少しずつ増えています。

山梨県北杜市の長坂エリアにあるコミュニティカフェたんぽぽ食堂もそんなお店のひとつです。ここは生活クラブの食材や、地元八ヶ岳やさい倶楽部の無農薬無化学肥料野菜など、安心食材を使った定食、コーヒーや紅茶などを提供しています。週2回店頭に届く無農薬野菜の販売のほか、毎週木曜日にはさまざまなお惣菜のテイクアウト販売も行われています。さらにレンタルスペースもあり、コミュニティスペース、助け合いの場としても地域に関わっているお店です。

なたね油などの調味料を量り売りで！

そんなたんぽぽ食堂でこの夏新たにはじまった取り組みが調味料の量り売りです。

プラスチック容器などに入れられて販売されていることが多い調味料ですが、量り売りで再利用可能な容器に詰めてもらえばプラスチックやビニールゴミを減らすことができます。

まず現在扱っているのは国産なたね油、素精糖、真塩という基本の調味料。容器を持参すると希望の量を入れてもらえます。

なたね油は非遺伝子組み換え原料菜種を使用した100％国産。製造工程でも化学合成薬品や食品添加物を使っていません。

真塩や素精糖もこだわりの品です。

適当な容器がなかったり、初めてでわからないという人は相談にも乗ってもらえます。若干ながら容器の用意も可能とのことですので、たんぽぽ食堂さんに相談してみてください。

量り売りはプラスチックフリーに向けて今できることのひとつ。安心素材を環境に優しい形で生活に取り入れてみてはいかがでしょう。