皆さんは、リジェネラティブという言葉を知っていますか？　リジェネラティブとは、温暖化や異常気象、自然破壊によってダメージを受けた土壌や海の生態系を取り戻そうという、“環境再生”の考え方のこと。

山梨県小淵沢では、その“リジェネラティブ”をテーマにしたプロジェクトが行われています。“楽しく、おいしく育て、そして学べる”をモットーにしている「1億総スモールファーマー化プロジェクト」です。

無農薬・無化学肥料の「Planners Farm」でリジェネラティブな畑をつくろう！

運営しているのは、株式会社アイクリエイトの栗田あやさん。2022年、約400坪の耕作放棄地を活用して、農薬・化学肥料を使わずに野菜を育てる畑「Planners Farm」を開拓し、このプロジェクトを進めてきました。植物や土壌生物の力を活かし、有機物が自然と豊かになるリジェネラティブな方法で、単に野菜を育てるだけでなく、身近な食への意識・行動を変えるきっかけづくりに取り組んでいます。

そんなプロジェクトの、2025年度参加者募集がはじまりました！　今年は、4月5日からはじまり、大体月1回ほどのペースで開催。年間で10回の集まりを通して、春野菜、夏野菜、秋野菜の種まきや定植、回復方法や収穫のコツなど、実際に手を動かしながら畑仕事のノウハウを学んでいきます。活動の日には、自給自足Life及び合同会社自然菜園スクール代表の竹内孝功さんをアドバイザーとして迎えるので、プロの方から直接指導を受けながら畑づくりに取り組むことができますよ。

土に触れたい、畑をやってみたい人たちとの体験共有の場

このプロジェクトは、年間を通しての参加はもちろん、単発での参加も可能。仕事や家庭の事情で全部は参加できないという方でも、気軽にチャレンジできるのも魅力のひとつです。

自分で食べるものを自分で育ててみたいという方、土に触れることに興味はあったけどなかなか行動できていなかった方、自然に触れて仲間と体験を共有したいという方、どなたでも大歓迎です。

自然を学び、そのチカラを活かして作物を育て、収穫をして食べるという一連の体験。少しでも自分で食べるものを育ててみるという新しいライフスタイルをいっしょに広げてみませんか？

[1億総スモールファーマー化プロジェクト]