日本を代表する建築家が鼎談

7月19日、茅野市にあるベルビアにて“諏訪のたねプロジェクト、”略して“たねプロ”の第1話として「“建てもの”の向こう側には諏訪がある」が開催されます。

このイベントは、日本を代表する建築家であり諏訪の地にゆかりの深い、長野県茅野市出身の建築家・藤森照信さん、幼少期を下諏訪町で過ごしていたという建築家・伊東豊雄さんの2人をゲストスピーカーとして迎え行われるトークショーです。

 聞き手となるのは、“たねプロ”の発起人であり、2008年に映画『オオカミの護符』で文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞他、2022年には著書『諏訪式。』を出版した、小倉美恵子さん。『諏訪式。』のなかの一文でも、「諏訪湖を挟んで上社側から藤森照信さん、下社側から伊東豊雄さんという現代日本を代表する建築家が同時期に輩出されたことは興味深い」と記述されています。

このトークショーでは、「諏訪人」であると同時に対照的な異なる歴史的背景を持つ2人が、どのように近代建築の向こうを見据えているのか、その眼差しの先には何が映っているのか、そんな疑問をテーマに、太古より人の暮らしと密接な関係を持ってきた建築が秘める新たな可能性を探ります。

当日は、トークショーのほかにも、飲み物やデザートを楽しむカフェブレイクや、ゲストのおふたりと参加者とが対話をする時間もあるのでお楽しみに。

諏訪で学ぶ学生を応援するスカラシップ制度も

また、“たねプロ”では、諏訪で学ぶ学生を応援する「諏訪のたね スカラシップ」という制度を設けています。これは、“たねプロ”で主催するイベント等に参加したいという大学生以下の学生に向けたもの。支援金を募り、その50%を諏訪内外から参加する学生の参加費や宿泊費に充てるという制度です。

未来を担う若い世代の方が、貴重な機会を気軽に体験できるよう、ぜひご支援をご検討ください。

藤森照信さんと伊東豊雄さんとが繰り広げる対話によって、新たな「はじまりの予兆」を諏訪の地から考え、学びを深める貴重なひとときを過ごしてみませんか？

[“建てもの”の向こう側には諏訪がある]