12月も後半になり、八ヶ岳エリア、特に北側や標高の高いエリアは連日氷点下になる日が続いています。外に出ると思わず震えてしまう時期ですね。
でも、そんな寒い日が待ち遠しくなるようなアイテムが八ヶ岳にはあります。凍るシャボン玉です!
これは清里の萌木の村で体験できるもの。普通のシャボン玉と同じように、液をストローで吹いたり、機械で飛ばしたりしてつくるんですが、使うシャボン玉液が特別なものなんです。
清里の白樺から採れる「白樺妖精水」と呼ばれる樹液水とハチミツを使って、2005年に−4度で凍るシャボン液を開発したんですよ。
標高が高く、寒い清里では、12月中旬頃から3月上旬頃までシャボン玉が凍る気温まで下がる日が多く、今年もそろそろこのシャボン玉を楽しめる時期になっています。
気温や湿度、風などによっても変わりますが、四角やひし形、六角形のほか、雪のような形の結晶がジワジワと広がり、全体が凍っていきます。そして、最後は固体化に伴う体積の増加によって、セロファンや薄紙が舞い落ちるように割れるんだそうです。最後まで幻想的なんですね!
ちなみに、ストローで吹いてつくることもできますが、この場合は人の息が暖かいので凍るまで少し時間がかかります。機械で飛ばす方法だと空気の温度が低いので、寒い日はすぐに凍るんだとか。
この冬の幻想的な楽しみ、萌木の村ではホテル ハット・ウォールデンに宿泊した人や、萌木の村の名物レストラン・ROCKを利用した人は、気温などの条件が整っていれば無料で体験できます。
また、ネット通販でシャボン玉液を買うこともできるので、体験してみたい人はそちらを利用してもいいですよ。ぜひ寒い八ヶ岳に持って遊びに来てみてください!
[凍るシャボン玉液]
- 通販・問い合わせ
- 萌木の村オルゴール博物館 ホール・オブ・ホールズ 名取淳一(TEL=0551-48-3535/MAIL=takumi@moeginomura.co.jp)
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- 八ヶ岳南麓清里の憩いの郷|萌木の村
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