八ヶ岳エリアの山梨県側はこれからの時期に本格的な紅葉シーズンに入ります。そんな山梨県北杜市では、秋のウォーキングイベントが連続で行われますよ。

それが「秋のほくとトラベルウォーク」。10月28日、11月4日、11月18日と3回にわたって、いろんなエリアでウォーキングが行われるんです。

紅葉の宿場町を歩く「秋の旧甲州街道を歩こう」

10月28日は北杜市・白州の台ヶ原エリアを歩く「秋の旧甲州街道を歩こう」。台ヶ原は甲州街道の宿場町だった地域です。このウォーキングでは、甲斐駒ヶ岳や富士山の眺望が美しい水車の里公園など、約12kmのコースを歩きます。

ちなみに10月28日は北杜市武川で「2018むかわ米・米まつり」も開催されています。途中でこの会場にも立ち寄りますよ。

[秋の旧甲州街道を歩こう]

普段は通れない通仙峡も歩ける「増富もみじ祭りウォーク」

11月4日は「増富もみじ祭りウォーク」。紅葉の名所のひとつであるみずがき湖や、信玄の各市湯のひとつといわれる増富ラジウム温泉峡の周辺を歩きます。

みずがき湖に反射する紅葉の景色に加え、普段は通行止めで歩けない紅葉の名所・通仙峡もコースに入っていますよ。

コースは約10.5kmのファミリーコースと、約14kmのウォーカーコースの2つから選べます。

[増富もみじ祭りウォーク]

馬のまち・小淵沢と信玄の棒道を歩く「馬とふれあう棒道ウォーク」

秋のウォーキングイベントの締めくくりは、11月18日の「馬とふれあう棒道ウォーク」です。

棒道とは武田信玄公が信濃（長野県）攻略のために整備した軍用路。「信玄棒道」または単に「棒道」と呼ばれ、今もいろんなところに残されています。今回歩くあたりはカラマツが立ち並ぶエリアで、この時期には黄色く色づいた様子を楽しめますよ。

また、コースとなる北杜市の小淵沢は馬のまちでもあります。山梨県馬術競技場や、馬術クラブが数多くあり、町で馬の姿を見ることもあります。

今回のコースの出発点も山梨県馬術競技場。棒道とともに、馬術クラブなどの周辺を歩けます。

コースは約7kmのミドルコース、約9kmのロングコース、約10kmの本格コースの3種類が用意されています。秋のウォーキングイベントではもっとも短いコースが選べ、選択肢も多いので、いろんな人が楽しみやすいですよ。

[馬とふれあう棒道ウォーク]