今年は晴れの日も多いですが、関東甲信は6月上旬に梅雨入りしています。この季節を彩る花といえばあじさいです。八ヶ岳エリアでもこれからいろんなところで開花を迎えます。

そんなあじさいの名所のひとつが諏訪湖のほとり、長野県岡谷市の小坂観音です。井上靖さんの小説『風林火山』で、ヒロインの武田信玄側室・由布姫（諏訪御料人、湖衣姫）が療養した場所として描かれ、敷地内には由布姫の供養塔も建てられているお寺です。

諏訪湖を見下ろす丘にあり、諏訪エリアの景勝地のひとつとして知られるこのお寺ですが、初夏はすぐ隣の小坂公園であじさいが咲き誇ります。小坂公園には800株ものあじさいが植えられているんです。

そんな小坂公園では6月30日から小坂公園由布姫あじさい祭りがスタート。7月21日まで1か月近く続きます。ちなみに最終日の7月21日には本祭りも開催予定で、式典なども行われますよ。

諏訪湖を見下ろす名所で咲くあじさい。初夏の絶景をぜひ見に来てください！

[小坂公園由布姫あじさい祭り]