荒尾神社・田中神社
荒尾神社は、もと中山の麓の根古屋にあり、祭神は罔象女命と日本武尊である。尾白川の氾濫などから村人が、台ヶ原などに移り住むようになり、明治四十三年に台ヶ原田中神社境内に境内神社末社を合祀、大正三年四月五日その境内に遷都した。田中神社は、祭神は大己貴命と媛太神で、安産の神として近郷に知られていた。現在、南側の鳥居は「田中大明神」、東側の鳥居は「荒尾大明神」となっています。
なお、甲斐国誌に「祀側ニ虎石アリ故ニ古来本村ニテハ獅子舞ヲ禁シテ入レス正月十四日道祖神祭ニモ虎舞ト名付ケテ他村ノ獅子トハ其形異ナリ」とあり、明治初年頃まで虎舞が続けられていた。虎頭のみ残して絶えていたこの舞を、近年集落の若者を中心に保存会が発足し復活、地域のお祭りなどで披露されています。
店舗・スポットデータ
- 住所
- 〒408-0312
山梨県北杜市白州町台ヶ原2296 - 駐車場
- あり
- 詳細ページ
- http://www.yamanashi-jinjacho.or.jp/intro/search/detail/6202