JR中央線の小淵沢から清里など高原エリアをつなぐ小海線。かつてこの小海線を彩ったのが高原を走るSL・C56でした。

無煙化の流れのなかで引退していった蒸気機関車ですが、シンボリックなC56は人々の心に残り、その車両は今も小海線沿線で保存されています。清里駅前に展示されているC56もそのひとつです。

大事に展示されてきたC56ですが、時間とともに補修が必要となり、修復塗装が進んでいました。その総仕上げとなるイベントが、11月9日、10日に行われる「清里駅前 C56 メイクアッププロジェクト」です。

今年イベント開催のためのクラウドファンディングが行われ、多くの方々の支援の結果目標金額を達成。見事2日間にわたってさまざまな企画が開催されることとなりました。

11月9日にはメイクアップを記念した特別貸し切り列車が運行。紅葉シーズンの小海線を貸し切り列車で走ります。特製駅弁も楽しめますよ。

また、この日の夕暮れ時にはプロジェクションマッピングも。C56の車体をスクリーンに映像が映し出され、かつてのように動き出します。

そして、11月10日はC56の修復塗装の仕上げ。プロの手で進められてきた修復の、最後の仕上げをみんなで行います。最後のペイントはクラウドファンディングで支援した方たちが行いますよ。

このほかにも会場となる清里駅前では、飲食やオリジナルグッズの販売ブースの出展や、ライブ、ポニーの引き馬などいろんな企画が。C56を中心に駅前が賑わう今週末、ぜひ清里に遊びに来てください！

[清里駅前 C56 メイクアッププロジェクト]